ちょっとまって×2おねーさん!“ラッスンゴレライ”ナンパ急増中のようです
2015年に入り、とてつもないスピードで大ブームを巻き起こしているお笑いコンビ・8.6秒バズーカーによるリズムネタ「ラッスンゴレライ」。
ネタの中で繰り返される、
「ラッスンゴレライ、ラッスンゴレライ」
「ちょっとまって ちょっとまって おにーさん」
「ラッスンゴレライってなんですの?」
といったフレーズが耳から離れないという人は少なくないだろう。
■渋谷・六本木で…
「そんなの関係ねぇ」(小島よしお)や「ダメよ~ダメダメ」(日本エレキテル連合)など、近年流行したお笑い芸人のギャグは、主に子供たちが日常会話で使うことが多かった。しかし、この「ラッスンゴレライ」。ある目的で使う若い男性が急増しているようだ。“証言”は以下の通り。
「最近、深夜の六本木を歩いてると、必ず『ちょっとまって ちょっとまって おねーさん』ってラッスンゴレライのネタの感じでナンパしてくる男がいる。こないだなんて、ロアビルの前だけで3回もされた。3回目だけ『なに?』って止まってみたんだけど、その後まったく続かないでやんの。どうせやるなら、ちゃんと続きまで用意してナンパしてきてほしい」(23歳、ゆみさん)
「こないだ渋谷歩いてたら、大学生くらいの男にいきなり大声で『ちょっとまって ちょっとまって おねーさん』って歌いながら近づかれて、あまりにもビックリしたから『キャ!』って叫んだら、『すいません、すいません、罰ゲームなんです。驚かせちゃってすいません』ってめっちゃ謝られた。罰ゲームってなんだよ…」(22歳、かなえさん)
このように、ナンパの第一声として使う人が増えているのだ。試しにツイッターで検索してみたところ、実際にされたという人や目撃談が多数現れた。
ナンパの人に、ちょとまてちょとまってお姉さーんって、ラッスンゴレライ風に言われて心を許してしまいそうになったw
— 相咲舞♡mai aisaki (@aisaki_mai) 2015, 1月 19
ちょと待ってちょと待ってお姉さ〜ん♪ 夜はこれからお姉さ〜ん♪ とラッスンゴレライで六本木ナンパしてるお兄さ〜ん!ナイスwww
— 鈴木 隆行 (@TakSuzuki15) 2015, 1月 14
ちょっと待ってちょっと待ってオネーサーン! ラッスンゴレライをネタにナンパする強者。を横目に滑り込む終電。 皆様よい連休を♡
— 奥野亮子 Ryoco Okuno (@ryocokuno) 2015, 1月 9
関連記事:どこで覚えたの?「ラッスンゴレライ」ブームを先取りしてたBIGBANGのV.I
■クリエイティブ精神が必要?
前出のゆみさんは、こうも語る。
「『ちょっとまって ちょっとまって おねーさん』は誰でも思いつきそうだけど、肝心なのはその後だよね。『ラッスンゴレライってなんですの?』のとこでどうやって歌うかで、その人の本当の実力が出てくると思う。『ちょっとまって ちょっとまって おねーさん』って言われたら、女は『続きは?』って返すのが基本です」
世のナンパ男子たちに挑戦状を叩き込む彼女。ちなみに彼女は、終電間近の六本木駅付近で、「ちょっとまって ちょっとまって おねーさん!なんでぇ帰るのなんでなの?」と歌われ、失笑するとともに、日本はなんて平和なんだと思ったことがあるそうだ。
また、思わず笑っちゃったという“続き”も聞いてみたところ、「ちょっとまって ちょっとまって おねーさん!おれはおにーさん!」とのこと。型にとらわれない姿勢が必要なのかもしれない。
陽気なナンパ師のみなさん、あなたならどのように続けますか?
※画像は、YouTube「【公式】8.6秒バズーカー『ラッスンゴレライ』」のスクリーンショットです
(文/しらべぇ編集部)