「流行に敏感だと思われたくて『村上春樹が好き』と言ったことがある人」の割合は?
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1月15日から31日までの期間限定で公開されていた「村上さんのところ」をご存知だろうか。村上春樹氏が読者の質問や相談などに答えてくれるというできるファン待望のWEBサイトで、非常に多くのユーザーが注目。
いま一番の売れっ子作家といえば、村上春樹氏をおいて他にいないのではないか。
とはいえ、「村上春樹が好きだ!」と声高に叫ぶ人達の中には「本当に?」と疑いたくなるような人も少なくはない。彼や彼の作品を本当に愛するのではなく、「村上春樹好きって言っている俺、カッコイイ」と思っている人がいるような気も。
そこで、実際にアンケートサイト「マインドソナー」を使って、調査してみた。
■Q.流行に敏感だと思われたくて「村上春樹が好き」と言ったことがある?
・言ったことがある…7.5%
・言ったことがない…92.5%
意外と少ないが、しかし7.5%の人が「流行に敏感だと思われたい」がために、「村上春樹好き」アピールをしたことがあるようだ。中でも、30代の割合がやや多い(12%)。真のファンはこの結果に、なんと思うだろうか。
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■流行に敏感と思われたい人たちが読んでみた感想は?
では、流行に敏感と思われたい人たちは村上作品を読んで、どのような感想を抱いたのだろうか。39名の方々にズバリ聞いてみた。
【大絶賛!】
「天才!読みやすいのに、文学的」(41歳男性)
【雰囲気を楽しむ】
「青春の雰囲気がして好きだ」(46歳男性)
【主人公に嫉妬】
「主人公がモテてて、うらやましい」(33歳男性)
【難しいと感じている】
「正直よくわからない。むずかしい」(28歳女性)
「難解だけど、引き込まれるものがある。『村上春樹好き』というときには、そんな優越感に浸っている」(39歳男性)
元々、作品のファンだけど、「村上春樹好き」であることを主張することでカッコつける。それほどまでに、「村上春樹ファン」を標榜することは、イメージアップにつながるということなのか? そのあたりも今後調査せねばならない。
(文/しらべぇ編集部)