先約という紋所… 幹事がムカつく「飲み会の誘いへの返答」5パターン

2015/02/13 17:00


nomikai

誕生日会、送別会、歓迎会、納会、ただの飲み会…。今日も今日とて世の中で数多く行われている飲み会には、それぞれに様々な目的があるわけですが、全ての飲み会に共通するのは、幹事(のような役割)の人がいるということです。

参加メンバーへの連絡やお店の予約など、面倒な作業を引き受けて飲み会当日に備えてくれる幹事さん。今回は、大人数の飲み会の幹事を複数回経験したことのある20代の男女5名にヒアリングし、「幹事がついムカついてしまう飲み会の誘いへの返答」を調査してみました。

出るわ出るわといった具合に聞かれたみなさんからの愚痴の数々。5パターンにまとめてみましたので、紹介していきましょう。



●定番「行けたら行く」

まずは基本のこれ。当サイトでは以前、61.9%の人が「行けたら行く」を「行けない」もしくは「行かない」という意味で使っているという調査結果を発表しましたが、幹事さんはやはりだいぶ苦しめられているようです。

『行けたら行く』って返す人は、いつも決まったメンバー。こいつどうせ行けたら行くって言うんだろうなぁって思うと、案の定そう返ってくるから笑えてきます」(29歳、IT、Sさん)

「たまに、『行けたら行くけど、たぶん行けないから、予約人数には入れないでおいて』って返してくる人がいます。そういう人に限って、『今日、予定が早く終わるかもしれないから、一応店の場所教えといてくれる?』とかメールしてくる。めんどくさいわ!」(28歳、飲食、Kさん)


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●「先約が入るかもしれない」という意味不明な予想

「こっちは日時を確定して誘ってるのに、『先約が入るかもしれない』という不確定要素を優先される。意味が分かりません。要は、別の予定と天秤かけたいだけだろって思います」(Kさん)

確かに、先約という言葉の使い方がおかしいですね。


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●「先約あったの忘れてた」“先約”という紋所

こちらも、“先約パターン”です。

「飲み会当日の2日くらい前になると、キャンセルの連絡がちょくちょくきます。その中でいちばんウザいのが、『ごめん。先約あったの忘れてた』というパターン。いかんせん“先約”だから仕方ないでしょ、という感じが伝わってきて腹立ちます」(29歳、広告、Tさん)

ドタキャンで使われる“先約”は、全部“後約”だと思ってます」(Sさん)


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●「何時に行けるか分からないんだけど、顔出すね」という予約泣かせ

“先約”と同じくその定義に疑問の声が上がったのが、“顔出す”です。

「『顔出す』って便利な言葉ですよね。ただ、これを言われると予約が難しい。“顔を出す”のが何時なのか分からないし、どれくらいの時間いるのかも不明。予約しにくいんですよね、そういう人がいると。『20時に行って1時間いられる!』くらいはっきりして欲しい」(28歳、デザイン、Mさん)


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●誘いの段階で「誰が来るの?」と詮索

誰もが気になるところではあると思いますが、幹事としては結構なイライラポイントのようです。

「気持ちは分かるんです。だから僕は、『いま飲んでるんだけど来ない?』っていう誘いの時は、誰がいるかを必ず先に言うようにしてます。でも、まだ誘ってる段階で“メンバーによる”感を出すのは失礼だと思うんですよね。お前が来るって言えば、お前がメンバーだよ!って話です」(29歳、IT、Nさん)

「『誰が来るの?』って聞いてきて、『いま決まってるのは、おれとあいつと…』って感じで答えて、それに対して『先約が…』って言われたら、もう一生誘いたくないですね」(Sさん)

今回話を聞いた人たちはみな、ムカつくとはいえこのような返答に慣れており、予約人数の当日変更などにフレキシブルに対応できるよう、スタッフとツーカーな仲の店をいくつか持っているということでした。

参加者のあらゆるわがままに可能な限り応えようとするその姿勢からは、「幹事は選ばれた人にしかできない」という感想を抱かざるを得ません。次の飲み会では、幹事さんにいつもより厚い労いを伝えてみてはいかがでしょうか?

(文/しらべぇ編集部

飲み会怒り幹事
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