【26才美女旅人が教える!】若者の9割が陥る間違いだらけのヒッチハイクとは?
■旅をしたい大学生 ヒッチハイクするのはいいけれど…
時間がたっぷり取れる学生時代に旅をする学生は少なくないでしょう。しかし、そこで悩みの種となるのが金銭面です。遠い目的地まで赴くのに、特急を使っては予算オーバー。かといって自転車を使っては時間がかかる。そんなときに用いられる手段の一つがヒッチハイクです。
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■だが、なかなかつかまらない…
ヒッチハイクがどういうものかは今さら説明不要でしょう。幹線道路に立ち、親指を突き出して停まってくれる車を待ちます。
「すみません! 大阪まで乗せてくれませんか?」
「大阪までは無理だけど米原までならいいですよ」
このようなやりとりを繰り返すことで、目的地まで安価でたどりつくことができます。他には、大きく目的地の地名を書いたボードを掲げるヒッチハイカーをテレビなどで目にしたことのある方もいるのではないでしょうか。
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■間違いだらけのヒッチハイク
しかし、何人かのヒッチハイク経験者によると、ヒッチハイクは想像以上に車が停まってくれないといいます。歩道に1時間以上立つケースも少なくなく、ヒッチハイクは待ち時間のほうが長い、というのが彼らの中で共通認識となっているようです。
その原因は、見知らぬ人を車に乗せても構わないと考えるドライバーが少ないから、というわけではないようです。
大学生時代からコストを抑えて日本全国を旅してきたTさん(女性・26才)は、現在も旅の移動手段の大半がヒッチハイクだといいます。彼女曰く、学生が試みるヒッチハイクはその方法が間違っていると指摘します。
「ヒッチハイクといえば車道に指を突き出して車を停めるもの、と思っている学生が多すぎます。こうした方法は長い一本道が続くアメリカの田舎町ならば有効な手段ですが、日本ではまったく向いていない方法です。走っている車に急に停まってもらうとなると、事故すら招きかねません。写真集で見かける旅人のようなヒッチハイク方法は自惚れ以外の何者でもありません」(Tさん)
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■停まっている車に声をかけよ
では、有効なヒッチハイク方法とはどのようなものなのだろうか。
「テレビのバラエティ番組のように、ボードを持って行き先を掲げるスタイルも間違いです。あれはテレビ的に画になるから採用されているに過ぎません。ヒッチハイクは、停まっている車に提案するものです」(同上)
では、具体的にヒッチハイクに向いている場所はどこなのだろうか。
「長距離移動車が停まっている可能性が高い道の駅やコンビニの駐車場です。交渉するドライバーの顔が見えるので、女性は特に路上でのヒッチハイクは考えられません」(同上)
Tさん曰く、メディアが流布するヒッチハイクのイメージを素朴に採用する旅人の場合、結果的に移動に大幅な時間がかかる可能性すらあると指摘します。
「もちろん、ドライバーには感謝の気持ちを忘れないようにしてください。見知らぬ旅人と過ごす時間をつくってくれたわけですから。私はいつも感謝の気持ちを込めてドライバーに飴を渡しています」(同上)
(文/しらべぇ編集部)