「アルマゲドン」「手の平を返す」でピンとくるか… 1500人に聞いてみた

2015/02/18 21:00

armageddon

日本では2000年に公開された大ヒット映画『アルマゲドン』。もう公開から約15年経つんですね。

地球への小惑星の衝突を回避するため宇宙へと旅立つハリー・スタンパー(ブルース・ウィリス)率いる石油採掘チーム。感動的なクライマックスだけでなく、このチームのメンバーそれぞれの境遇や個性的な一面も見どころのひとつとなっています。



 

■最強の手の平返しシーン?

さて、これまでに何回もテレビ放送されている同作において、長年多くの人を感動させながらも、同時に頭の中に「?」を与えてきたシーンがあります。

それは、チームが地球に出発する直前、リーダー・ハリーの右腕的存在であるチックが別れた妻と息子に会いに行くシーン。小さい息子はチックの顔を知らずに育っており、チックを見て「このおじさん誰?」と妻に聞きますが、この時点でチックが宇宙に行くことを知らない妻は、「この人はセールスマンよ」と一言。チックを拒絶します。

しかし、いざ宇宙へと旅立つ時にチックの姿がテレビに写り、息子が「ママ、こないだのセールスマンがテレビに出てる!」と教えると、妻はその勇敢な姿に心を打たれたのか、「この人はセールスマンじゃないの。あなたのパパなのよ」と教えるのです。そして、地球へ帰還すると、息子を連れて出迎えに行きます。


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■アンケートしてみた

人によっては感動し、人によっては「手の平返し」「都合いい」と考えるこの一連のシーン。しらべぇ編集部では先日、このシーンをどう捉えるかが議論になったので、成人男女1500人を対象に以下のようなアンケートをとってみました。

●「手の平を返す」「アルマゲドン」という2つのワードでピンとくる

このクイズのような聞き方で、はたしてどれくらいの人が「あれだ!」と思うのか…。結果は以下の通りです。

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・ピンとくる:6.8%
・ピンとこない:93.2%

少数ではありますが、いました。男女別にみると、男性:8.9%、女性:4.7%となっています。今回の質問は、「アルマゲドンを観たことがある人」や「アルマゲドンのストーリーを覚えている人」に絞って聞いていないので、観たことがある人のなかでの割合はもう少し増えるかもしれません。

ただ、「ピンとくる」と回答した人が、はたして本当にこのシーンを頭に浮かべているかは分かりません。そこで、「なぜピンときましたか?」という質問もぶつけてみたところ、以下のようなフリーアンサーが多く寄せられました。

「あの人はセールスマンじゃないと言うところですね」(男性、20代)


「別居してる男のことを最初は母親が『セールスマンよ』と子供に紹介するのに、後で地球を救ってると知ると手のひら返したように『あの人はセールスマンじゃなくてあなたのパパよ』って説明する」(女性、30代)


「『この人はパパなのよ』と手のひらを返したように映画の中で言うシーンは、『感動的なシーン』と言うよりも『人間性を疑うシーン』である。『したたか者だなあ』と思った」(男性、40代)


「アルマゲドンの映画の中で、小さい子どもに会いに来た父親を『セールスマン』と子どもに説明した母親がいた。その『セールスマン』が地球を救う英雄だとテレビで放送された途端、子どもに『あの人はパパよ』というシーンを思い出した。英雄になったとたんに手のひらを返したような態度にびっくりした」(女性、30代)

「人間性を疑う」なんて厳しい声も見られますね…。

時代を越えた名作になりつつある同作。まだ観たことがないという人は、感動のクライマックスを堪能するとともに、件のシーンについても確認してみてはいかがですか?

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年2月13日(金)~2015年2月16日(月)
対象:全国20代~60代の男女1500名

(文/しらべぇ編集部

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