米版ドラゲナイ? ファンの“空耳”指摘へのテイラー・スウィフトの粋な反応
ロングヒットを記録しているSEKAI NO OWARIの『Dragon Night』。ネット上では、そのサビの響きから「ドラゲナイ」と呼ばれ、同バンドボーカルのFukaseがツイッターでこの「ドラゲナイ」というワードを使ったことが話題になった。最近では、「あえて“ドラゲナイ”という響きに寄せて歌ってる?」という憶測も飛び交っており、同曲はさらに注目を浴びている。
そんななか、アメリカでも人気アーティストの楽曲の“空耳”事案が話題になっている。
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その主役は、若い世代を中心に絶大な人気を誇る歌手、テイラー・スウィフト。2014年に発売されたアルバム『1989』に収録され、同年11月にシングルカットされた『Blank Space』という楽曲に、とある“空耳”フレーズが潜んでいる。
それは、サビに2回登場する「a long list of ex-lovers」という箇所だ。「長い元カレのリスト」という意味のフレーズだが、これが「lonely Starbucks lovers」、ロンリースターバックスラバーズ(孤独なスターバックス愛好者)に聞こえるのだ。
しかも、“空耳アワー”のように「日本人にはそう聞こえる」というものではなく、アメリカのネイティブスピーカーたちが「ロンリースターバックスラバーズに聞こえる!」と騒いでいたのである。
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この“疑惑”を受け、テイラー・スウィフト本人がバレンタインデーにFacebookやTwitter上で送ったメッセージがファンを喜ばせた。テイラーは、以下のようにポストしている。
「Sending my love to all the lonely Starbucks lovers out there this Valentine’s Day…..even though that is not the correct lyric.」
Sending my love to all the lonely Starbucks lovers out there this Valentine’s Day…..even though that is not the correct lyric.
— Taylor Swift (@taylorswift13) 2015, 2月 14
「このバレンタインデーに、すべての孤独なスターバックスを愛する人たちに私から愛を送るわ。…あれは正しい歌詞じゃないんだけどね」と、空耳の“疑惑”にあえて乗っかったのである。
テイラーのこの粋なメッセージに、Facebookでの「いいね!」の数は実に約48万。リツイート数も、11万2000を超えている(2月20日時点)。そして、Twitter上ではスターバックスコーヒーの公式アカウントが「待って、違ったの?」(Wait, it’s not?)と返しており、いかにもアメリカらしいユーモア展開を見せている。
ファンの“空耳”に、アーティスト本人が反応する…。そんな同じような現象が、日米で同時期に起きていたというわけだ。
※画像はYouTube「Taylor Swift – Blank Space 」のスクリーンショットです
(文/しらべぇ編集部)