【大富豪】8切り、都落ち、シバリ…あなたが使うルールはどこまで「普通」なのか?
今回、本記事が取り上げるのはトランプゲームの中でも比較的難易度が高いと言われている「大富豪」についてだ。大富豪は本来、その場に出ているカードよりも「強い」カードを出していき、最も早く自分の手札を無くしたプレイヤーが勝ち、という至ってシンプルなゲームのはずだった。
画像をもっと見る複雑さを増す大富豪のルール
ところが、時を経るに従いこのゲームのルールは複雑さを増していった。基本的なルールに追加できる「特殊ルール」と言われるものや、ある地域においてのみ観察される「ローカルルール」が多く生まれたのだ。大富豪で遊ぶ前に、「どこまでのルールを適用するか」という話し合いをした経験のある人も少なくないだろう。
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大富豪で適用するルールランキング 革命は47.6%!
今回、本サイトが調査したのは「大富豪」をやる際に適用されやすいルールのランキングだ。自分たちが普段適用している大富豪のルールはどれほど普遍性を持つのものだろうか。全国47都道府県に住む20〜60代の男女1500人を対象に行った調査の結果が以下である。
【男女1500人】「『大富豪』をする時に適用する」と答えたルールランキング
1位:革命(同じ数字カードを4枚同時に出すと、ジョーカー以外のカードの強さが反転する) 47.6%
2位:ダイヤの3を持っている人からゲームが始まる 28.6%
3位:8切り(8を出すと強制的にそのターンが終了し、8を出した人が新たにカードを出すことができる) 25.2%
4位:シバリ(同じマークが2回連続で出されると、以降の人はそのマークのカードしか出すことはできない) 19.2%
5位:都落ち(大富豪だった人が1位になれなかった場合、強制的に大貧民になる) 18.8%
1位の「革命」でも普段のルールに適用していると答えた人は47.6%にとどまる。「大富豪」というゲームがいかに世代や地域によって異なるルールのもとで行われているかが伺える。
ちなみに、20代限定のランキング結果を見てみると全体の結果と比べてやや異なる傾向を示した。
1位:革命 73.0%
2位:8切り 55.0%
3位:シバリ 45.0%
4位:階段(同じマークで連続する数字ならば、3枚以上のカードを同時に出せる) 37.0%
5位:ダイヤの3を持っている人からゲームが始まる 29.0%
昔から親しまれ、見た目も枚数もなんら変わらないトランプゲームも、時代の流れとともに確実にそのルールが変化しているようだ。ルールが変われば戦略も変わる。大富豪は激動の時代にふさわしいトランプゲームの1つと言えるのかもしれない。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年1月16日(金)~2014年1月18日(
対象:全国20代~60代 男女計500名
(文/しらべぇ編集部・みんと)