【自分アピール】40代女性の7割が「自撮りウザい!」 30代男性の2倍を超える謎
画像出典:Amazon
SNS、中でもとくにFacebookには、写真つきの投稿が多い。「飯テロ」とも呼ばれる美味しそうな料理の写真、ペットの犬や猫、子供の写真や風景などにまじって、最近とくに目立つのが「自撮り写真」だ。
若干シュールな見た目ながら、近ごろは街中でも時おり目にするようになったのが「自撮り棒」。韓国での呼び名から「セルカ棒」とも呼ばれている。
Amazonで「自撮り棒」を検索すると、2635件の商品がヒット。「セルカ棒」に至っては18487件ヒットすることからも、その人気のほどが伺えるだろう。
とはいえ、ただでさえ「リア充アピールの場」といわれるFacebook。とりわけ、「かわいい/かっこいい私を見て」というアピールにも見えかねない自撮り写真には、自己顕示欲を感じているユーザーもいるのではないか。
そこで、しらべぇ編集部では、全国10〜60代の男女500名に調査を実施した。
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Q.自撮りは「自己顕示欲」を感じて嫌い?
まず、全体で見ると、6割近くが自撮りに「自己顕示欲」と「嫌悪感」を感じていることがわかる。しかし、もっとも大きく差が出たのは、40代女性と30代男性。
女性は全般的に自撮り嫌いが多かったが、40代がもっとも顕著で7割超え。既婚・未婚や子供の有無、働いているか専業主婦かなど、生き方の選択肢が大きくわかれるのが、この年頃。
ネットでは時おり、「年賀状に家族写真や結婚式の写真を送られると不愉快」という声が見られるが、それと同様に、リア充アピールに敏感な可能性も。
一方で男性は、「きれいな女性の自撮り写真なら(リア充アピールでも)いいじゃないか」という下心もあるのかも。
ちなみに、自撮り棒を発明したのは日本人で1983年。当時はまったく売れず、その後「使えない日本の珍発明」として紹介されている。30年の月日とソーシャルメディアが、人間の自己顕示欲を肥大させたのかもしれない。
なお、こちらのデータはBSジャパンで毎週金曜午後2時〜放送中の情報番組『オンナの解放区』でも、くわしく紹介される。
(文/しらべぇ主筆・タカハシマコト)
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年1月16日(金)~2015年1月18日(日)
対象:全国10代~60代 男性計250名