空気みたいな存在ってどんな意味? 男性では明らかにマイナスな意味が1位に!
ある相手との付き合いが長くなると、人は相手の存在を「空気みたい」と例えることがある。居心地の良さを表した言葉に思えるが、特に恋人同士や夫婦など、恋愛関係を含む間柄においては、マンネリ化した関係を表すとマイナスに捉える人も少なくない。人は、「空気みたいな存在」という表現をどのような意味で使っているのだろうか?
これについて、アンケートサイト「みんなの声」で2万5348人を対象に調査が行われている。トップ3は以下の通りだ。(調査期間:2015年2月11日~2015年2月25日)
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■「空気みたいな存在」ってどんな存在?
1位 自然体で楽にしていられる:35.1%
2位 いるのが当たり前になっている:32.7%
3位 いるのかいないのか分からない:24.3%
数字の通り、上位3つで大差なく意見が分かれている。
1位の「自然体」でいられる相手と、2位の「当たり前」な存在というのは、自分を着飾ることなくさらけ出せるという点では近い表現に思えるが、言われた側からしてみれば、「特別」だと思われているのか「どうでもいい」と思われているのか、捉え方が変わってくるところかもしれない。
そして、男性の結果のみに絞って見てみると、考え方に大きな違いがあることが判明した。
【男性】
1位 いるのかいないのか分からない:41.7%
2位 自然体で楽にしていられる:24.0%
3位 いるのが当たり前になっている:23.8%
男性においては、実に41.7%の人が「いるのかいないのか分からない」存在であると回答する結果となっている。男性の口から発せられる「空気みたいな存在」というのは、あまり好意的な表現ではないのかもしれない。
言葉の意味は、使われる文脈やシチュエーションによって微妙に変化するもの。まさに言葉は生き物であり、真の意味を読み取るには行間を読む力を鍛える必要がありそうだ。
【集計結果】
出 典:dメニュー・iメニュー 「みんなの声」
集計期間:2015年2月11日~2月25日
投票数:25348票
(文/しらべぇ編集部・常時系)