【男女出会い】婚活パーティの相場っていくら? え?女性ってそんなに安かったの!?
今回のテーマは「相場」です。「商品の価値は需要で供給で決まる」としばしば言われますが、こと恋愛市場においては、それは顕著に表れます。
たとえば婚活パーティ。どれほど婚活したい男性・女性がいようとも、婚活パーティは参加費をはじめとして女性のほうが何かと優遇されることが多いのです。これは、男性のほうが高いお金を払ってでも参加したいと思う人が多いことに起因しています。
とはいえ、その「相場」には例外もあるといいます。今回話を聞いたのは、以前、本サイトで婚活パーティでの話題について話を伺った元婚活パーティのスタッフのTさん(29才・女性)です。
画像をもっと見る■男性5000円、女性500円が基本!だけど…
―婚活パーティの相場を教えてください。
都市部と地方で多少の差はありますが、男性5000円前後、女性500円前後が一般的です。
―女性は500円でよいのですか?
はい。婚活パーティは女性に「一度行ってみようかな」と思っていただくことが重要です。また、参加される女性は参加男性よりも収入が高くないことが多いですから。利益は男性のほうから回収されます。
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■参加費が安いため女性はリベンジしやすい
―500円で参加できるならば、女性のなかにはあまり恋愛をする気のない人も含まれるのでは?
冷やかし程度に来られる女性も多いです。とはいえ、次第に「ハマる」人も少なくありません。たとえば、休日ですと一日に3~4回パーティを開催することがあります。この場合、リベンジを試みる女性は少なくないですね。
―リベンジとは?
一回目に参加したパーティによい男性がいなかったので、当初予定していなかった二回目のパーティにも参加される方です。一回のパーティ参加者が男女それぞれ10~30名程度なのですが、その「分母」を増やせるわけです。ただし、単純に分母が増えるわけではありません。
―「単純に増えない」とは?
男性のほうにもリベンジ組がいるからです。男性にも同様に、参加したパーティでカップルになれなかった方を対象に、次回開催パーティの割引券を配っています。一回目参加者の男性は、二回目は1000円~2000円程度割引になります。そのため、二回目以降のパーティではリベンジ組同士の再会がよく起きています。
―つい先程まで参加していた男女が再び出会うということですね?
そうです。お互い気まずそうな表情を浮かべていることもありますが、なかには二回目でカップルになられる方もいますね。
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■医者しか狙わない女たち
―女性の参加費が500円というのはどこでも変わらないのでしょうか?
いえ、例外はありますよ。男性の職業や年収に制限があるパーティになると参加費が大きく変わります。
―その「制限」とは?
参加男性が医師・年収700万円以上・弁護士・会社経営者限定などです。この場合、女性の参加費が男性と同じ4000~5000円になることも少なくありません。
―なぜそこまで相場が上がるのですか?
それだけの参加費を払ってでも高収入の男性に出会いたい女性が一定数存在するからです。一般的なパーティと違って、女性が需要側になるんです。特に、完全に医師限定のものになると、男性参加費が1000円、女性10000円なんてことも珍しくありません。
―職業「限定」のパーティに参加される女性はどういう方が多いのでしょうか?
専業主婦願望が強い20代前半の若い女性が多いですね。あるいは30代半ば以上の「ベテラン婚活女性」のどちらかですね。
―婚活市場において、医師に対するニーズは高いということですね?
「高収入の男性と出会いたい女性」という市場がそれなりに形成されていることは確かです。とは言え、年収や職業制限のない一般的なパーティの場合、男性を選ぶ基準はまた異なってきますので、「医師好き」はあくまで複数いる女性のタイプのなかの一つに過ぎません。
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■「婚活」に対して抱かれる誤解
Tさん曰く、婚活パーティに対しては男性も女性も誤解を持っている方が少なくないといいます。彼女がしばしば耳にするというのが「参加男性はお金はあるけどモテない人しかいない」「女性は玉の輿を狙う30代以上の女性しかいない」というものです。
これはどちらも間違いだといいます。
「一度参加してみれば想像よりも遥かに好印象を持つと思います。婚活パーティは一般に1時間~1時間半程度で終わりますので、特に女性の方は少し空き時間ができた際に軽い気持ちで足を運んでみても悪くないですよ」
(文/しらべぇ編集部)