歩きスマホをやめられない人の割合は?ロンドンでは引っ越しの時のアレを使う!
この記事を読んでいるみなさん、今、「歩きながら」じゃないですよね?
LINE、Twitter、Facebook、そして「しらべぇ」。現代人にとって、もはやスマホを我慢する方が難しい時代になりつつあります。
これは歩行中も例外ではありません。スマホが「やめられない、とまらない」。そう、現代日本ではスマホの「かっぱえびせん化」が着々と進んできているのです。
そこでしらべぇ編集部では、この「歩きスマホ」について、アンケートサイト「マインドソナー」を使って調査を実施しました。
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■歩きスマホはよくないが、自分もしてるから人のことは言えないと思う?
日本国民の約半数が、「歩きスマホをやめたくてもやめられない」と悩まされていることがわかりました。ちなみに2013年には、「歩きスマホ」による死亡事故も発生。これは深刻な問題です。
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■知ってる?「歩きスマホ防止アプリ」
この現状に対し大手携帯会社3社は、それぞれ独自の「スマホ歩き防止アプリ」をリリースしました。このアプリをインストールすると、歩きながらスマホを操作するとスマホがそれを感知、次のような警告画面が表示されます。
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しかし、どれだけの人がこのアプリを実際に利用しているのでしょう?
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Q. 「歩きスマホ防止アプリ」を日常的に使っている?
利用している人は約10人に1人という結果に。これではまだ、十分な解決策とは言えなさそうです。
この歩きスマホ問題に、海外ではどのように対応しているのでしょう?
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■「電柱に緩衝材」inイギリス
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ロンドンにあるBrick通りは、“Safe Text Street”と呼ばれ、歩行者が電柱にぶつかっても大丈夫なように、街中の電柱に白い緩衝材が巻かれています。まるで街中で引っ越しが行なわれているかのよう。街の景観が気になります。
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■「歩きスマホ専用レーン」in中国
中国の重慶市では去年、「スマホを見ながら歩く人専用の歩道レーン」が設置されました。全長50メートル、幅3メートルの歩道が二分されていて、一方が「歩きスマホ」用になっています。
でも「歩きスマホ」をしている人はそもそも、このレーンの存在に気付かないのでは…?
どちらの例も、根本的な解決になっていないように思えます。
■みんな「歩きスマホ」をしてみると…?
そんな中、ドコモが「歩きスマホ」の危険性を啓蒙するため、「もしもスクランブル交差点を横断する人が全員歩きスマホだったら?」というシミュレーション動画を公開しています。それが、コチラ。
https://www.youtube.com/watch?v=3NDuWV9UAvs
46秒間で、無事に交差点を横断できた人は1500人中547人。3人に2人は衝突や転倒により、横断に失敗する結果に。
周りの人に迷惑をかける「歩きスマホ」。重要なのは規制ではなく、一人ひとりの心構えではないでしょうか。今一度、スマホとの付き合い方を見つめなおす必要があるかもしれませんね。
(文/しらべぇ編集部・阮)