【調査】20代男子の約4割が専業主夫志望!?どうなる日本の働き方?
画像はスクリーンショットです
昨年、一般女性との結婚を発表し、全国の女性から悲嘆の声が相次いだ、人気俳優の西島秀俊(43)。テレビCMでは、すでに「専業主夫」を演じています。
この「主夫」という言葉は、今では携帯の予測変換でも出てくるほど一般的になりつつありますが、世の中に拡がるきっかけになったのは、2004年に放映されたフジテレビ系列のドラマ『アットホーム・ダッド』あたりでしょうか。
とはいえ、本当に「主夫になりたい」と願う男性は、どれくらい存在するのでしょう? 全国20〜60代の男性250名に調査を実施しました。
画像をもっと見る
■40代以下は3人に1人以上が専業主夫に憧れる!?
若い世代と中年以降で大きく分かれる結果となりました。40代以下は、1/3以上に専業主夫志向があるとのこと。
一方で、50代以降では、大きく下がります。それでも2割弱は、「主夫になりたい」と考えているんですね。
関連記事:【あるまじき衝撃】既婚男性の46.1%が結婚後も他の女性とキスしていることが判明!
■若い世代ほど、男女平等感覚?
1986年から施行された男女雇用機会均等法の第1世代が、ちょうど50歳前後。
これより上の世代は、「働くのは男」という意識がまだ残っており、若くなるにしたがって「性別に関係なく、稼げるほうが外で働けば?」と考えているのかもしれません。
また、国税庁が発表している「民間給与実態統計調査(H25年版)」を見ると、若い世代ほど年収の男女差は小さくなっています。2、30代では、男性より女性のほうが稼いでいるカップルも少なくないでしょう。
関連記事:【夫婦生活】妻に満足してますか?年を取るほど満足度高まる結果に!一方、妻は…
■一方で、女性も専業主婦を志望?
ところが、内閣府が昨年発表した「女性の活躍推進に関する世論調査」を見ると、まったく逆の状況が見えてきます。
Q.男性は外で働き、女性は家を守るべき?
男女とも、半数弱が「女性は家を守るべき」と考えている。また、高学歴な女性があえて専業主婦を選ぶという『ハウスワイフ2.0』も話題となりました。
画像出典:Amazon
働き方が多様化する時代、全体として「こうあるべき」ではなく、それぞれがパートナーの間で仕事や家族のかたちを話し合い、考えていく必要があるのかもしれません。
(文/しらべぇ編集部・あくむちゃん)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年2月13日~2015年2月16日
対象:全国20代〜60代男性250名