「めぬ」「はほ」じゃない!外国人が最も判別不能な平仮名の組み合わせとは?

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2015/03/28 08:00

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日本人が当たり前のように使う「平仮名(ひらがな)」。しかし、第2言語や第3言語として日本語を学ぶ外国の人々にとって、平仮名の区別は非常に難しいようだ。

そこで今回、日本語を学んだ経験のある外国人10人に、「判別しにくい」と感じた平仮名について聞いてみた。


 

■平仮名は、文字というより記号?

まず、外国人のみなさんは、平仮名について次のように感じるそうだ。

「文字を文字と認識できるまでは、まるで落書きをしているようだった」(韓国人男性)


「自分の中でひらがなとは何かが分かるまで、文字の識別が難しかった」(イラク人女性)

このように、多くの人は平仮名を「文字」というよりも記号や絵のように感じてしまうようである。

では、実際に判別しにくいと感じられる平仮名の組み合わせはどのようなパターンなのか? まずは、日本人にとっても容易に想像つきそうな3組を紹介しよう。

「は」&「ほ」
「あ」&「お」
「め」&「ぬ」

これらは、カタチが似ている平仮名の組み合わせとして、多くの日本人もすぐに思い浮かぶだろう。特に、手書きの文字については判別する際に苦労することが多いようで、

「字の上手じゃない教授が黒板に書いた『あ』と『お』がどっちか分からなくて、慣れるまで大変だった」(アメリカ人男性)

という声が聞かれた。

日本人であれば、ある程度崩された平仮名でも「これは“あ”だ」と認識できるが、平仮名というシステムに慣れていない外国人にとっては、少しでも崩れると「あ」という言葉として認識するのは非常に困難。崩れた「あ」でも「あ」であることを理解するまでに相当の時間を要するとのことだ。

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■最難関の組み合わせとは?

そして、手書きの平仮名において外国人のみなさんを最も困らせるのが、次の組み合わせだという。

「さ」&「け」

パソコンや携帯電話でこの2文字を見るとピンとこないかもしれないが、つまりはこういうことである。

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そう、手書きにおける「さ」と「け」は、“福笑い”を連想させるような微妙な配置のバランスで成り立っていたのである。平仮名に慣れ切った日本人は、なかなか気づかないところだろう。

今回のヒアリングで外国人のみなさんから共通して聞かれたのは、「平仮名を覚えたと思ったら、さらにカタカナがあるから、日本語は本当に難しい。日本人はみんな天才なんじゃないかと感じる」という声。

カタカナの「ク」と「ワ」「ソ」と「ン」「シ」と「ツ」といった組み合わせは、もう諦めるしかないほど判別不能とのことだ。そして、漢字については…。みなさん“お手上げ”という表情を浮かべていた。

(文/しらべぇ編集部・永久眞規