新社会人必見!ピンチは「特撮的文体」で乗り切れ!【出口博之のロック特撮】
こんにちは、白ポロ+眼鏡でおなじみのMONOBRIGHT、ベースの出口です。
先週から新年度に入り、新社会人の方や、新しい環境でスタートを切る方が多いと思います。慣れない環境には、失敗や不測の事態は付き物です。
そのようなピンチの場面に遭遇してしまった時、どうすれば精神的負担を軽くすることができるかを考察してみたいと思います。
活路はピンチの中にこそあり!
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■困難に立ち向かう力が宿る、特撮的文体の定義
まず始めに「特撮的文体」とはなにか、というところから始めましょう。
子供の頃から特撮が好きな方、小さなお子さまをお持ちの方はご存知かと思いますが、特撮番組の情報の最前線雑誌として、てれびくん(小学館)や、テレビマガジン(講談社)という未就学児を対象とした幼年誌があります。
月刊誌なので、その月に放送する番組の山場(必殺技や敵の情報など)を子供の視点で見てもわかりやすく、且つ、カッコよく紹介しています。ここで書かれている文体こそが、「特撮的文体」。
例えば、「新しいヒーローが、やってきたぞ!」「必殺わざで、敵を倒すんだ!」など、ひらがなが多め、説明が端的な文体になります。てれびくん、テレビマガジン以外にも、一つの番組やシリーズに特化した書籍(図鑑、大百科の名称)でも使われています。
この特撮的文体を職場や学校で起こるピンチの場面に用いると、その問題と解決策が浮き彫りになり、ポジティブな心持ちで問題に取り組むことができるのではないか、と思うのです。
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■特撮的文体を用いて問題を解決するシミュレーション
©iStock.com/bowie15
特撮的文体の特徴として「ひらがなが多い」「状況説明が端的」という点があるので、この法則にのっとって予測できるピンチの場面に実際に当てはめ、解決策を導きだしてみましょう。
「ねぼうしてしまったぞ! いそいで現場に駆けつけるんだ!」
ヒーローの変身の如く素早く身支度をしましょう。そして、一刻も早く目覚まし時計を買いましょう。
「タイムリミットまであと少し! 必殺の早うちで、プレゼン資料をやっつけろ!」
書類の作成技術は社会人の必殺技ですが、早めに作っておくのが鉄則です。
「強敵クレーマーがやってきたぞ! でも、最初はあやまることが重要なんだ」
いきなり怒ったら負けです。然るべき対応をし、上司や先輩に指示を仰ぎましょう。自分の対応によっては和解する事もあります。(経験あり)。
「なれないメールを打つときは、最後の確認がカギになるぞ!」
メールの変換機能は便利ですが「お願い仕舞う」「痩身(そうしん)します」など、実に様々なトラップがあります。急いでいる時こそ最後の見直しは落ち着いてやりましょう。
これで問題と解決策が見えやすくなったのではないでしょうか。慣れない環境下では、自分自身の失敗以外でも、まさかの角度からとんでもないピンチが襲いかかってくることは充分に考えられます。
気落ちしてしまうかもしれませんが、ピンチは心持ち一つで自分自身を次のステップに成長させる事ができるポイントにもなり得るのです。
失敗を恐れず、新しい環境でどんどん活躍していってください。その頑張りは、必ず誰かが見ていますよ。
(文/MONOBRIGHT・出口博之)