【７都府県を徹底比較】 春バイトで「時給1200円」超えなのはこの職種！

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4月は新しい生活が始まりアルバイト探しも活発になる季節。

かっこ株式会社では、これまでも「服装・髪型自由なバイトの方が時給が高いと判明！」など、インターネット上で募集されている求人情報をもとに、働く場所や職種によって貰える金額が変わる「時給」に注目して比較分析した記事を発信してきました。

そこで今回は、この春、日本の大都市を抱える7都府県の求人の中で、特に募集が多かった10職種27376件の「時給平均」について調べてみました。

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■時給1000円を超えにくい飲食バイトなら「居酒屋」か「デリバリー」

先ずは「飲食」関係の求人。

グラフを見ていただくとオシャレなイメージのある「カフェ」や庶民の味方「ファミレス」などは、東京でもギリギリ平均時給1000円に届かない職種であることが分かります。

稼ぎたければ、「居酒屋ホールスタッフ」（東京：1051.7円）か、「宅配・デリバリー」（東京：1035.7円）でバイトを探した方が割が良さそうな結果です。

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■地方でも時給1000円を超える「コールセンター」と愛知の「モノ造り」

1日中電話応対をするコールセンター業務は、内勤のアルバイトとしては時給が高い職種。北海道を除いて平均1000円～1300円台の時給で働くことが出来ます。

しかし、ここで注目したいのは、モノ造りが盛んな愛知での「工場・倉庫内作業」のアルバイト（平均時給1063.3円）。この時給は、東京での「工場・倉庫内作業」の求人（平均時給1067.1円）と比べても、ほぼ変わらない水準に。

その一方で、北海道、福岡、宮城の「工場・倉庫内作業」は平均時給1000円を割ってしまいますから、愛知の「モノ造り」に対する求人熱が伝わってくる気がしますね。

また、「事務」職では東京（1373.1円）に次いで平均時給が高いのが、北海道（1110.2円）という意外な結果にも注目です。

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■6都府県で1200円超え！販売バイトでいちばん稼げるのは、これ！

携帯電話の販売は相変わらず、競争が激しいのでしょうか？

「家電量販店・携帯販売」の職種は、東京の平均時給1402円を筆頭に、1300円台の愛知、京都など、福岡を除いた6都府県の平均時給で1200円を超える結果となりました。

どこの都市に行っても、時給が高くもらえそうなアルバイトとして「量販店や携帯電話販売」は注目です。

一方、今回調査した10職種を通じて最も時給が低くなったのがコンビニのアルバイト。

参考までに、同じ販売系の職種どうしで7都府県の平均時給を算出してみたところ、「家電量販店・携帯販売」が1328.1円だったのに対して、「コンビニ」は876.9円と、その差は歴然です。

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■この春、東京に次いで時給が高かったのは大阪を抑えて・・・

最後に、調査した10職種の時給を7都府県で比較出来るように重ねたグラフを作成。

するとこの春、東京に次いで平均時給が高かった県は「愛知」であることが浮かび上がりました。

10職種のうち愛知は「家電量販店・携帯販売」、「ファミレスホールスタッフ」、「居酒屋ホールスタッフ」、「カフェ・喫茶店」、「宅配・デリバリー」、「工場・倉庫内作業」、「コールセンター」のなんと7つで東京に次いで時給が高いのです。

また、10業種全体での時給平均を算出したところ、東京1051.9円に次ぐ愛知は950.4円と、947.9円の大阪をほんの僅差で上回ったことがわかりました。

かっこのホームページでは、各職種、県別の詳細な平均時給データを掲載しています。興味のある方はバイト探しの参考にぜひ、アクセスしてみて下さい。

■調査概要
2015年4月にインターネット上で募集が行われていた求人について、北海道・宮城・東京・愛知・大阪・京都・福岡の求人59108件を取得。その中の募集件数が多い10職種の求人に着目した上で、職種毎に地域内で時給が高い上位10%までの求人を除いた27376件について、地域別・職種別に平均時給を算出。

（文／かっこ株式会社・成田武雄）