【論争】4割の人が「要らない」！ LINEの「既読機能」って本当に必要なの？
「機内モードで読むと既読がつかないらしいよ…」
「既読を回避できるアプリがあるみたい！」
LINEにおいて、いわゆる「既読スルー」されることにイライラを感じる人が多くなると、嫌われないために既読をつけないでメッセージを読む方法が求められるようになりました。
そんなわずらわしさのせいもあり、以前のしらべぇ調査では、「あえてLINEを使わない人は3割以上」という結果も。
既読スルーが原因でケンカにつながることもあり、アンチ既読スルー派とスルーする派の小競り合い、言うなれば「KS紛争」（KS：既読スルーの略）が起きているようです。
そこで、全国20〜60代557名のLINEユーザーに、本音を探ってみました。
Q．LINEの「既読機能」はいらないと思う？
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■もはや強迫観念！？
では、必要ではないと答えた人はどう考えているのでしょう。実際の声を聞いてみました。
「既読スルーしないように気を使うのがストレス。喧嘩の原因になりかねない」（20代男性／飲食業）
「すぐに返信しなきゃと思うのが面倒。もはや強迫観念」（20代女性／アパレル）
「自分が既読・未読スルーがかなりあるから、相手に申し訳なく思ってしまう」（30代女性／福祉系）
「今までのメールで不自由したことがない」（20代女性／福祉系）
既読機能「不要派」は、既読スルーを理由に挙げる人が多いようです。しかし相手の既読スルーにイライラするよりは、自分がしないように気を使うことがストレスという意見が多く見られました。
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■必要派は既読スルーをどう思う？
必要派の理由に多かったのは、「相手が読んだかどうか確認できるから必要」という意見。今や仕事でLINEを活用している人が増えているのも、そのためでしょう。
それでは、不必要派のストレス源となっている既読スルーについてはどう考えているか、必要派の人たちに聞いてみると…
「LINEでもメールでも、相手の都合があるからと思う」（20代女性／営業）
「お互いの状況があるので、返信できるタイミングでよい。『すぐに返信しないと！』というのは異常だと思う」（50代男性／コンサルタント）
「自分が既読スルーする方なので、相手のことは気にならない」（50代女性／事務）
と、お互い様と感じている意見が目立ちました。また、
「家族同士だと既読スルーだけでも伝わる」（30代男性／薬剤師）
というように、既読表示自体を返事として使っている間柄もあるようです。
「KS紛争」は、相手を思いやり、和を重んじる日本人ならではの現象なのかもしれません。
（文／しらべぇ編集部・浅上えっそ）
【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2015年3月20日～2015年3月23日
対象：全国20代～60代 LINEユーザー計557名
