結婚式の二次会はなぜ男女で会費が異なるのか?男性の不満に女性が大反論!
近年、結婚式を親族だけで行うケースが増えています。最大の理由はコスト。一般に、結婚式のご祝儀は3万円以上を渡すものです。これに対し、イベントスペースや飲食店を貸しきって開かれる結婚式二次会は参加費がもう少し安くなります。相対的に収入が少ない新郎新婦の友人をこちらに招待することで、少人数で行われる一次会に対し、二次会には多くの参加者が集まります。参加費の相場は男性8000~9000円、女性7000~8000円。ただし、都心部の場合、男性参加費が10000円になるケースも少なくありません。
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このように、結婚式の二次会は女性が男性に比べて500~1000円低い額に設定されています。
しかし、この相場に対して不満を持つ男性も少なくないといいます。彼らは、女性の会費が低く抑えられていることは許せないと考えているのです。
男女1658人を対象にした以下のアンケート結果をご覧ください。
【調査】結婚式の二次会の会費が男女で異なるのは、許せない
どの世代も4割弱の男性が二次会の会費に不満を持っていることがわかります。これに対し、女性には不満を持つ人は少なくなっています。
【調査】結婚式の二次会の会費が男女で異なるのは、許せない
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■男性「収入差なんてそこまでないのに」「他の飲み会は同額なのになぜ?」
両者の見解はなぜ異なるのでしょうか。男女の意見に耳を傾けてみましょう。まずは会費設定に不満を持つ男性から。
「今や男女の収入差は小さくなっている。にもかかわらず当たり前のように会費をわけるのは許せない」(33才・営業)
「個人によって収入は異なるからこそ同額にしてほしい」(36才・フリーター)
「他の飲み会は男女同額なのになぜ?といつも思う」(27才・公務員)
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■女性「セットにコストがかかるから当然」「みんなが集まることが目的でしょ?」
一方、男性の意見に対して女性はどのように考えているのでしょうか。
「髪のセットやドレスなど特別にかかるお金があります。それを考慮すれば男女で費用を変えるのは当然だと思う」(45才・事務職)
「男性はスーツ一着持っておけばよいのかもしれませんが、女性はドレスやバッグ、靴など参加した時点で金がかかってる。これ以上高くされたら参加できない!」
「同じ会費にすれば女性の参加者が減ると思います。一般的な飲み会は3000~5000円なので同額でも問題ありませんが、それより額があがる結婚式二次会は別です」(32才・研究職)
「二次会は多くの人が集まることが目的だと思う。費用の高さを理由に参加しない人が出ないためにも女性は安くすべき」(30才・派遣)
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■現状の会費でバランスがとれている?
いずれにせよ、現在の会費相場でバランスがとれているからこそ、女性の参加費が抑えられていることは間違いないでしょう。今後、女性の平均年収があがるなどして結婚式に対する価値観が変化すればこの状況も変化するかもしれません。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年3月20日~2015年3月23日
対象:全国20代~60代男女1658名