検討する気もなく「前向きに検討します」と言う人は◯割!正直者にも影響が?

2015/04/21 06:00


しらべぇ0419前向き5©iStock.com/imtmphoto

就職活動の面接や商談の常套句にもなっている、「前向きに検討します」

この言葉は否定的なニュアンスを感じるとも言われ、聞くたびにヒヤヒヤしている人もいるのではないでしょうか。

しかし、言語学の「ポライトネス理論」によれば、「相手への非難を最小限にし、賞賛を最大限にしよう」という配慮の気持ちから発せられているといいます。

そこで、しらべぇ編集部では、「『前向きに検討します』は本当に検討するのか?」について検証してみました。


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Q. 「前向きに検討します」を検討するつもりなく使っている?

しらべぇ0418前向き1-1 検討するつもりもないのに使用している人は、どの年代においても4割超え。中でも20代による使用は5割を超えています。「前向きに」に込められた気持ちは、「半分くらいの確率で」と考えたほうがいいかもしれません。


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■「浮気症」の人は検討しない率が高い?

しらべぇ0420前向き5-1 性格によって、この言葉の使い方に差が出るのかを見てみると、興味深いことがわかります。全体での「検討しない率」は4割強ですが、「自分が浮気症だと自覚している人」に限っては、6割弱が「言葉だけ」とのこと。

性格的に、嘘をつき慣れているからなのでしょうか?


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■AB型の人は使わない傾向?

しらべぇ0420前向き4-2 血液型別に見てみると、A・B・Oはほぼ横並びなのに比べて、AB型の人は使用率がやや低くなっています。血液型と性格との関連性は不明ですが、AB型には正直な人が多いのでしょうか。

約半数の人が本心ではなく使っているということは、あまりに多用していると「この人は本心では話していない」と思われてしまう可能性があるということにも。

本心で使っている人からするととんだとばっちりですが、気をつけたほうがよさそうです。

(文/しらべぇ編集部・大澤法子

qzoo 【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2015年3月20日~2015年3月23日
対象:全国20代~60代男女計1658名

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