【成瀬心美の嫌よ嫌よも愛のうち】スケボーはなぜ、街の中で練習するのか？

みなさんこんにちは、成瀬心美です！

渋谷とか原宿に行くと、たまに気になる方々を見かけます。スケボーに乗ってるみなさんです。

■なんで街中で練習するの…？

まず、勇気ですよね。クルマがバンバン走る渋谷のスクランブル交差点で、クルマの間近をスケボーで走るとか…。もう、考えられません。わたしだったら怖くてチビってる！凄い！

わたし、今年ついに免許をとろうと思ってますが、もしクルマを運転してる時に近くをスケボーに乗った人が走っていたら、平常心でドライブできる自信がありませんよ。「うわあああああ！！ぶつかる！ぶつかる！！！」ってひっきりなしに叫ぶと思います。

そしてもうひとつ気になること…。それは、「なぜ、渋谷や原宿の“街中で”練習するんだろうか？」ということです。

これ、気になりすぎたので、この間ちょっと観察してみたんです。街中で練習する理由を解明するために。結果、ただただ尋常じゃない“コカコーラ感”にやられまして、理由は全く分かりませんでした。予想としては、コカコーラのCM的世界観を再現してるんじゃないかと思っています。あのCMの雰囲気、私も好きです。うん、爽やか！

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■ローラーブレーダー成瀬心美

さて、運動苦手なわたしですが（詳しくはこちらのコラムを参照）、スケボーではないけど、いわゆる道を“滑る”系のスポーツを練習したことがあります。

ローラーブレードです。

©iStock.com/zergkind

あれは小学校3年生くらいの頃のこと。当時、『カードキャプターさくら』という超絶名作アニメが放送されてまして、主人公の“さくらちゃん”がローラーブレードで通学してたんです。

わたし、その姿にそれはそれは憧れまして…。「わたしもローラーブレードで爽やかに学校に通いたい！！！」と強く思い、買ってもらって練習しました。

練習場所は、なるべく人に見られない場所を探索。「ここなら絶対見られない！」というところでひたすら練習しました。そんなストイックな姿勢でしたが、1カ月ほど練習した成果は、「ゆる～い坂道で手すりや壁があるところなら滑れる」というもの…。

才能がないと感じたわたしは練習をやめてしまいましたが、家族や友達に「あれ、ローラーブレードはやめたの？」と聞かれると、「うん。ほら、ローラーブレードは下駄箱に入らないからさ」と、別の方向に理由をもっていってごまかしたものです。

スケボーについて考えていたら、そんな懐かしい記憶を掘り起こしてしまいました。

こんなわたしでも、実は「スノボー」に憧れがあります。なので、まずはスケボーの練習から始めようかな、なんて…。ということで、コーラ持って渋谷に教えてもらいに行こうかな！

（文／成瀬心美）