家の中で「冬服」が占めている面積は?家賃に置き換えてみると驚愕の結果に!
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春も半ばを過ぎ、寒い日も少なくなってくると、コートやセーターはさすがに出番が減ってくる。
冬の間、身を守ってくれた冬物衣料は、まずはクリーニング行き。その後、また寒くなるまでは、いわば「タンスの肥やし」といっても過言ではない。
そんな冬物の服は、どれくらいあるのだろうか? しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女549名に調査を実施した。
■暖かい季節は使わない冬服は平均8.5着
全体では8.5着の冬服が、夏はタンスやクローゼットに眠っていることがわかる。
やはり女性はファッションにこだわる人が多いせいか、平均で10.8着。さらに「15着以上」と答えた人も46.9%と半数に迫った。
■「タンスの肥やし」にかかるコストは?
畑の肥やしは、美味しい野菜やお米を育てる栄養になるが、タンスの肥やしは、何も生み出してはくれない。むしろ、置いておくだけでかなりのコストがかかっていることをご存知だろうか?
総務省統計局が発表している「小売物価統計調査」によれば、東京23区の「1坪あたりの月々の家賃」は、8605円。
一般的なクローゼットのサイズである「奥行き91cm(3尺)」に、冬服1着を吊るすあたり10cmスペースをとるとして計算すると、使わない半年の間に冬服が占める「家賃」は12048円(全体平均の8.5着で計算した場合)となる。
女性のように冬物を多く持っていれば、さらにコストがかさむことに。
同じく総務省が発表しているクリーニング代の平均額(「背広上下1221円」で計算)と足し合わせると、2万円以上が「冬物を置いておくだけ」で消えてしまうのだ。
■宅配クリーニングに「保管」まで付いたサービスも
収納スペースが限られた日本の住宅事情もあってか、最近注目を集めているサービスが「保管してくれる宅配クリーニング」だ。
イオングループが運営している「カジタク」では、衣類6点なら6480円、15点で12960円の料金で、最大9ヶ月まで洋服を預かってもらうことができる。他にもイオングループの店頭では10点パックもある。
クリーニング代も込み、宅配なのでお店に行く手間いらずと、楽チンなうえにかなりリーズナブルだ。クローゼットの空いたスペースには夏物を取り出しやすくかけたり、収納の使い道も拡がる。
ゴールデンウィークの休日に冬服のクリーニングを予定している方は、検討してみてはいかがだろうか?
(文/しらべぇ編集部 提供/カジタク)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年4月17日~2015年4月20日
対象:全国20代~60代 男女計549名