【現地レポ】中国の栄養ドリンクを飲み比べ!断トツで飲みやすいのはやっぱり
疲れたときには、「ファイト~!いっぱぁ~つ!」のかけ声とともに、栄養ドリンクを手に取りたくなるもの。
それは日本だけでなく、中国でも同じ。先進国化が急速に進む中国では、「仕事に疲れた体に1本!」と買い求める人が増えているのです。
売り場の棚を見ても、1本から箱売り、さらには国内外メーカー各社まで、ずらり。そこで、中国の主な栄養ドリンクを飲み比べてみました!
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■おなじみ「リポビタンD」は「力保健」
こちらでの販売名は「力保健(リーバオジエン)」、かなり力の入ったネーミングです。
なぜか「D」は付いていません。セブンイレブンやファミリーマートなどの有名コンビニ、スーパー、おばさんが店先にいるような小さなお店でも売られています。外装も日本仕様とほぼ同じ。
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■「レッドブル」は、そのまんま「紅牛」
中国名は「紅牛」、直訳そのままです。
日本では主要成分がアルギニンですが、中国ではリポDと同じタウリンが主要成分です。金色のぽてっとした缶の普通版、日本でも見かけるような細長い缶の強化型(EXTRA)の2種類があります。
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■レッドブルそっくりのパッケージも?
さあ、レッドブルを……と手にしようとした瞬間、ん? とその手が止まってしまうのが、国内メーカーの製品「楽虎(ラーフー)」。
中国語の発音での「ラ」は、ラとレの中間くらいの音でレッドブルを思わせる音。さらに普通版の缶全体の色やデザインはほぼ同じ。牛と虎の違いはあるものの、注意して見なければ間違えて買ってしまうほどの酷似感。さすが(?)中国!
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■有名人の写真つきドリンクも
中国ではインスタントラーメン、お菓子をはじめ、ありとあらゆる商品に各種有名人がイメージキャラクターとして印刷されています。今回の栄養ドリンクの中で、唯一見つかったのが国内メーカー製品「東鵬特飲」。
日本にも留学経験のある、歌手&俳優&実業家のニコラス・ツェーのキメ顔がドーン! と、ど真ん中に。
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■飲み比べた結果・・・
さて、これらを飲み比べてみたところ、ダントツで効きそうな味だったのがリポビタンD。
その他はジュース感覚に近く、甘さや後味に多少の違いがある程度で、大きな差はあまり感じられませんでした。
とはいえ、疲れていなかったからなのか、必要以上に飲んだからなのか。その後何時間もの間、妙に体のほてりが続きました。お酒と同じで、ちゃんぽんはしないほうがよさそうです。
(文・写真/しらべぇ編集部・ジュンジュン)