「オシャレだなんて大間違い!」現役建築士に話を聞いたらツラい体験談だらけだった!
専門的なスキルが求められる人気職業の一つに建築士があります。建物の設計、工事監理の全般を担うこの職業。
特に、学科試験に加えて2年以上の実務経験が必要とされる一級建築士は、資格取得にあたって広範な知識と経験が求められることから難関資格の一つとして数えられています。また、大学入試においても、建築学科は常に人気が高い学科として知られます。
そんな「夢の職業」の一つとも言える建築士ですが、実態はどのようなものなのでしょうか。
画像をもっと見る■建築士ならではのエピソードって?
今回は現役建築士に職業ならではのエピソードを聞いてみました。
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■実は激務!疲れる!
おしゃれなイメージがあるが、大間違い。とにかく激務。社長にならなけばブラック企業の会社員と変わらない(男性・20代)
精神的に疲れる(男性・20代)
色々な人の利害関係を考慮しなくてはならない(女性・40代)
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■耐震強度に対して人一倍敏感に!
姉歯事件のせいで仕事がやりづらくなった(男性・40代)
一般の人が耐震に関する知識が乏しいと感じる(男性・50代)
耐震性に対して建築士ごとに差がある(男性・50代)
実は雑な工事が多い(男性・40代)
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■建築士は知っている!ゼネコンの実態
「◯◯設計」が手がけるビルの現場には◯◯設計の社員はほとんどいない(男性・40代)
ある大手ゼネコンの高層建物現場事務所ではゼネコンの正社員は現場所長一人だけ。副所長や主任など他の人は全て派遣社員なので驚きました(男性・60代)
一番外注が進んでいる業界の一つ(男性・30代)
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■業界ならではの応用知識
結構珍しい業界の単語がある。ハメゴロシ、コロスなど(男性・60代)
開閉できない窓を「ハメ殺し」、工事期間を短縮することを「イジメる」、不要な物を「コロシ」と呼ぶなど、特殊な用語がある(男性・50代)
■夢見た職業だけど…
自分の好きなデザインができるなんて大間違い。実際はお客さんありきの商売(男性・40代)
メディアに出るオシャレな建築士は全体の1%未満にすぎない(男性・20代)
■建築士もツラいよ!?
一見華やかなイメージのある建築士という職業。ところが、彼らの生の声を聞くと、どうもそうとは限らないようです。
資格取得が難関な専門職と言えども、いざその職を手に入れたところで決してバラ色の道を歩めるわけではないようです。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年4月17日~2015年4月20日
対象:全国20代~40代 現役建築士男女19名