暖房便座にカバーをつけている人はわずか22.9％！暖房便座にカバーが必要な理由とは？

トイレ博士・佐藤満春です。温水洗浄便座や暖房便座が当たり前の時代になりました。発売台数3000万台を超えたTOTO「ウォシュレット」をはじめ、各社の秀逸な作品たちが各家庭のトイレをより良くしています。非常に喜ばしいことです。

さてそこで「暖房便座に便座カバーをしているか」調査してみました。

暖房便座にも便座カバーをしている

はい：22.9％
いいえ：77.1％

この数字、少ないと思いますか？多いと思いますか？　便座があったかいのだから「カバーなんかする必要ないじゃないか」と、そんなメッセージがたっぷりつまったデータだと思います。

結論から言いますと、暖房便座にカバーをつけることはとても意味があることなんです。

便座カバーをすることでどのような効果があるのか？　カバーをつけ、定期的に洗濯することで便座自体への直接の汚れがつきにくくなり清潔に保つことができます。

それだけではありません。便座からの放熱を抑えることができます。結果、便座の温度を保つための電力を少なくすることができます。節電はトイレにとっても非常に重要な課題であります。

更に、節電方法としましては、便座のふたをしめることが考えられます。便座のふたを閉めておくだけで暖房便座の熱効率は抑えられます。ふたを開けたままにしておくより、およそ10％ほど節電になるといわれています。

節電とトイレはもはや切っても切れない関係です。うまくトイレと付き合っていくことを考えると、暖房便座に便座カバーは悪くないのかもしれません。

それでは、またどこかのトイレでお会いしましょう。
ジャー。

(文/どきどきキャンプ・佐藤満春)

【調査概要】

方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2015年4月17日～2015年4月20日
対象：全国20代～60代男女1684名