「見た目と性格にギャップあるって言われない？」女なら誰にでも口にするワル男の手口

男女

2015/05/09 09:00

恋愛をテーマにしたテレビのバラエティ番組や、書籍において「異性を惚れさせる魔法のワード」が紹介されることがあります。

女性から「変なことしないって言ったじゃん！」と拒否されたときには「好きな人にキスするのって変なこと？」と尋ねた後に黙って唇を奪う。

男性から「彼氏いるの？」と聞かれた時には「いたらどうするの？」。

■「見た目と性格にギャップあるよね？」

このように、定型化された「魔法のワード」の一つとして「見た目と性格にギャップあるって言われない？」をあげるのは何人もの愛人を抱えるYさん（男性・33才・会社経営）です。

Yさん曰く、女性の中には「自分の見た目は性格と少し違う」と考えている人が少なくないといいます。

初対面で相手のすべてがわかるわけがない以上、多かれ少なかれ人間は見た目と内面の間にギャップが生じるものです。だからこの言葉は有効なんです。「すごい、この人私のことわかってる！」って思わせるために。

　－なかには見た目通りの性格という人もいるのでは？

いますよ。だから最初に様子を見る。軽く話して見た目と少しでもズレているところがあったらそれを拾うんです。

　－たとえば？

見た目は派手なのに自炊をしていたり、休日早起きだったり、部屋がキレイだったり。女性の自宅での振る舞いはたいてい見た目との「ギャップ」を指摘する根拠を与えてくれます。

　－なぜウケるのでしょうか？

どこか彼女たちのなかで初対面の男性から言われる定型句が決まってきているからです。それは大抵、見た目通りのことを指摘するもの。だからこそ、わざとギャップを指摘するんです。意外性を感じさせると「この人、少し違う！」ってなりますから。

たしかに、Yさんの方法は一定の効果を持つかもしれません。本サイトが実施したアンケート調査によると、「自分は見た目と性格にギャップがあると思う」と答えた女性は38.5％。「打率」で言うと4割弱ということになります。

しかし、Yさん曰く誰にでも言っているというこのセリフ。女性の方は自分のギャップを指摘する男性を見かけたら、少し警戒したほうがよいかもしれません。

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2015年4月17日～2015年4月20日
対象：全国20代～40代　既婚女性844名