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【子育てクイズ】熱で苦しむ子に何もしてあげられないとき、親は子供にどんな言葉をかければいいのか?

コラム

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©iStock/perkmeup

普通の風邪で発熱しただけでも、「頭痛いよー、気持ち悪いよー」と泣きわめく子どもを目の前にすると、いてもたってもいられませんよね。そして、こんなときほど自分の無力を感じるときはありません。

こんなとき、親としては子どもにどんな言葉をかければいいのでしょうか。

① ごめんね。お父さん(お母さん)にはどうしようもないんだよ・・・・・・

② 人生にはそんな日もある。辛抱だよ

③ つらいよね。パパ(ママ)が代わってあげたいよ・・・・・・

子供が「パパー、ママー、なんとかしてよー」と言っているとき、子供だってパパやママが魔法みたいに病気や怪我を治せるとは思っていません。

ですから①の「ごめんね。お父さん(お母さん)にはどうしようもないんだよ・・・・・・」は見当違いです。子供はやりばのない悲しさを感じ、余計に辛さが増すでしょう。

②の「人生にはそんな日もある。辛抱だよ」というのは、人生経験をある程度積んだ人にしか理解できない理屈です。

幼いころから小さな理不尽や小さな不幸を乗り越える経験を積み重ねてきた人だけが、大人になってやっとこの理屈を理解できます。熱にうなされている子供に理解させるには無理があります。

 

この状況では、子供はただ甘えたいのです。つらい気持ちを受け止めて欲しいのです。だから、添い寝して、体をなでてあげて、とっても心配していることを伝えてあげれば、いくらか子どもの気持ちは楽になります。

ですから③の「つらいよね。パパ(ママ)が代わってあげたいよ・・・・・・」がよいでしょう。

それだけで、子どもは救われます。病気や怪我で心細くなっているときほど、親の愛情がじーんと心にしみるはずです。ここで、子どもの心に親の愛情をしっかりすり込むことができれば、まさに「怪我の功名」。

普段、忙しくて接する時間が少ないことを申し訳なく思っているパパやママほど、がんばらなくちゃいけないところかもしれません(笑)。

「何もしてあげられない」と「何もしない」は大違いです。「何もしてあげられない」状況でも、「見守る」「励ます」「気持ちを受け止める」ことはできるはずです。

これは、病気や怪我のときに限ったことではありません。将来、子どもが、何らかの困難にぶち当たり、悩んだり、苦しんだりしているときも同じでしょう。親としての成長のチャンスでもあります。

(文/おおたとしまさ

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