「人体パーツ」にもなってた!?「こんにゃく」の知られざる活用方法
鍋やおでんに欠かせない「こんにゃく」。あのぷるっとした食感、煮込むと味がしみるのも、美味しさです。
スーパーなどでは、さまざまなバリエーションのこんにゃく製品が販売されています。
画像をもっと見る■そもそも「こんにゃく」の原料って?
蒟蒻(こんにゃく)は、サトイモ科の植物。花は赤紫色で、少し鼻につく臭いがします。東南アジアが原産といわれ、日本では、90%以上が「群馬県」で生産。
その球根が、こんにゃく芋で、こんにゃくの原料として使える大きさになるまで、3~4年がかかります。
ちなみに、こんにゃく芋はそのままでは苦みが強く、とても食べられないので加工が必須。おいしいこんにゃくができるまでには、手間ひまがかかっているのです。
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■美容に使えば肌がぷるぷるに!?
画像出典:Amazon
こんにゃくスポンジは、その名の通り、こんにゃくで作られたスポンジ。水に浸して使うと、表面に水の膜ができます。この膜が、古い角質や毛穴の汚れを優しく洗い上げ、肌をスベスベ、ぷるぷるに。
水の膜は弱アルカリ性、肌の汚れは酸性なので、それらが反応し、中和されて汚れが落ちるようになっています。この水の膜が、このスポンジの秘訣。
ただし、スポンジの保存には注意が必要。カビ防止で冷蔵庫に入れることが推奨されています。
福岡の視聴者さんに頂いた
こんにゃくスポンジが凄すぎるやばいくらいツルツルになった!
明日の化粧ノリが楽しみすぎる愉快な仲間と麻雀ってのが残念賞だけど
でも女性フォロワーの皆様、これ、買いよ! pic.twitter.com/nJjk8HcV6d
— ビワコ (@0802Biwako) April 30, 2015
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■医療の現場でも活躍していた!
画像はスクリーンショットです
医療用として、こんにゃくを用いた人体模型パーツが開発されています。身体の弾力性や感触をリアルに再現。
また、カテーテルと呼ばれる医療用の管を通すための練習キットにも、こんにゃくが!
©iStock.com/dina2001
医師の中には、食用のこんにゃくに切れ目を入れ、縫合の練習をしたり、血管を針で指す練習をする方もいるそうです。
美容や医療など、様々な場面で活躍するこんにゃく。これから、思いもよらないところで使われていくかもしれませんね。
(文/しらべぇ編集部・おがりょー)