シェアハウスの未来は「女の園」化?20代女子との出会いチャンス到来か!?
画像はスクリーンショットです
初めて出会う若い男女が共同生活する暮らしを、リアルに切り取って人気を呼んだ、フジテレビ系の恋愛バラエティ番組『テラスハウス』。
そこで一躍注目されたのが「シェアハウス」という暮らし方だ。
シェアハウスを扱う「ひつじ不動産」によると、全国の累計戸数は2013年3月末の段階で1378物件、19208戸。さらに増え続けているという。
ブームはどれくらい拡がっているのだろうか。しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女549名を対象に調査を実施した。
画像をもっと見る
■シェアハウスに住んだ経験者は、まだ1%台
東京の若い世代では徐々に一般的になりつつあるシェアハウスも、 全国で見るとまだまだ縁遠い存在のようだ。
ところが、「シェアハウスに住んでみたい?」という質問への回答は、現状と大きく異なる。
関連記事:アレの時に「ドン引き」したランキングが判明!男性の「自分勝手さ」も明らかに
■20代女性の3人に1人がシェアハウス希望
性・年代別で見ると、40代を除くすべての世代で、女性が男性を上回った。『テラスハウス』が女性を中心に人気だったためか、一人暮らしより安心感があるせいだろうか。
若い女性ではとくにその傾向が顕著で、20代では3割、結婚率も上がる30代でも2割を超えている。
関連記事:【名器とは何か】男性の5人に1人が「経験アリ」との回答を医師が一刀両断!
■ブームは女性が牽引する?
メディアやマーケティングの世界では、20〜34歳の女性を指す「F1層」という言葉がある。ゴールデンタイムのTV番組は、主に彼女たちをメイン視聴者と想定してつくられている。
ブームや消費の起点となることが多いためだ。その視点で見ると、20代女性の3人に1人が希望するシェアハウス暮らしは、若い女性を起点に拡大を続ける可能性が高い。
そして、そうした女性とひとつ屋根の下で暮らしたいと願う男性も、シェアハウスブームからは目が離せないだろう。
(文/しらべぇ編集部・盛山盛夫)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年4月17~2015年4月20日
対象:全国20代~60代男性計549名