吸わない人もふかす…中国のコミュ文化「接待タバコ」とは? 値段は日本の〇倍!

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喫煙者にとってはどんどん肩身が狭くなる昨今。値段も徐々に上がり続けており、やむなくタバコをやめることになった人も少なくないのでは?

そんななか、日本のご近所・中国では、60円のタバコが売られています!


 

■中国のタバコ銘柄事情

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こちらの南国ムードを醸し出している“ジャケット”のタバコが、その約60円タバコ。煙さえ出ればいい、という人にはお勧めの品です。

そして、中国で生活している日本人に最も人気があるタバコはこちらです。

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この「中南海」は、日本でも420円で販売されていますね。中国ではタール含有量が少なくなるほど値段は高くなり、10mgで約115円、5mgでも約210円と日本の半額くらい。クセのない、吸いやすいタバコです。

対して、“逆の”意味で驚きの価格のタバコも…。


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■中国の文化「接待タバコ」とは?

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こちらのタバコ、なんと99元(約1900円)です。中国ではタバコの値段の上限が100元(約1920円)未満と決められているようなので、ギリギリの最高値ですね。

これ、一体どんな人が買っているんだろう…? そこで、タバコ屋で働くおねえさんに聞いてみました。

老板(ラオバン)と呼ばれる、いわゆる会社のボスが買いますね。中国では高級タバコはその人の地位を表してくれるんです。とはいえ、彼らも普段は普通のタバコを吸っていますよ。高級タバコはあくまでもお客さまに勧めるためのものですから。タバコを勧めるというのは、相手に誠意や敬意を見せるということでもあるんです

なるほど、中国の独特の“コミュニケーション文化”が垣間見えますね。

そして、そんな“接待タバコ”の代名詞が、その名も「中華」という銘柄

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値段は約1350円で、ブランド力ではナンバーワンとのこと。昔は現在ほど種類がなかったこともあり、「高級タバコ=中華」という図式も出来上がっていたほどだそうです。

ちなみに、“接待タバコ”においては、贈る側が普段タバコを吸わない人だったとしても、ふかしながらタバコをくわえるのが常識とされています。また、高級“接待タバコ”は、年に2回の贈答の時期(お正月とお月見)にカートン単位でバンバン売れていくそう。

ここにも、独特のコミュニケーション文化が見られますね。

(文/しらべぇ編集部・ジュンジュン