【「相席屋」お探しっすか?】気をつけろ!今どき悪徳キャッチはこうして声を掛ける
「このあと一杯どうですか?ご案内しますよ!」
「お兄さん!このあとキャバクラどうですか!」
夜の繁華街。ほろ酔い気分で歩いていると、居酒屋やキャバクラのキャッチに声をかけられることは少なくありません。
安さやサービス、時には刺激的なフレーズを入れることで客を立ち止まらせ、巧みな話術と強引さで店まで案内する。
ところが会計の際、当初の話とは違った請求をされトラブル発生。週末、繁華街の交番前では、キャッチと揉めるサラリーマンの姿をよく見かけることができます。
こうしたボッタクリ被害はいまだに絶えることがないのです。
■時代性反映する悪徳キャッチの声掛け手口
以前、しらべぇでは繁華街に蔓延るプチぼったくり居酒屋のキャッチの手口を紹介しました。キャッチが「飲み放題」「個室」など魅力的なフレーズを口にし、客をその気にさせ、いざ案内されると、当初の話とは違った料金体系のサービスをうける。
最近では、こうした悪徳キャッチ被害に対し、本格的に対策に乗り出した自治体も見られるようになってきました。
彼らの声掛け手口は、常に時代性を反映させ、都合のよいウソ・デタラメを口にすることに特徴があります。
そこで今回は、悪徳キャッチが口にする最新の声掛け手口をご紹介します。
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■1:「相席屋お探しですか?ご案内しますよ!」
いま、巷で大人気の相席居酒屋。新宿・歌舞伎町の繁華街などでは、この店を目的に繁華街を歩く人が少なくありません。その傾向を知ってか、彼らは「相席居酒屋に案内する」と言って、まったく違うボッタクリ店に案内してしまうのです。
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■2:「『金の蔵』お探しですか?すぐご案内します!」
大手居酒屋チェーンの名前を出すのも常套手段です。案内した先の店名が該当のチェーン店でなくとも「系列店なんで」「こちらのほうがお得なので特別にご案内しました」などと言って、ごまかして店に入れてしまいます。
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■3「どちらのお店お探しですか?店名だけ聞いてもいいですか?」
スマホ片手に道に迷っている人にキャッチが声掛けするときの手口。店名を告げると「それ、うちの店です」と言って、自分たちが連れていきたいボッタクリ居酒屋に案内してしまうのです。
店名が違うことを告げると「同じグループなので一緒」「先月から店名が変わって、ネットの情報は更新されていない」などと言ってごまかしてしまいます。
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■「それ、うちです」「ご案内します」に注意!
すべての手口に共通しているのは、まったくのウソ・デタラメを言って、本来行こうとしていた店とは違う居酒屋に連れて行ってしまうこと。
その場で「同じ系列」「その店のキャッチです」と言っても、安易について行かないのが被害を防ぐ一番の対策と言えるでしょう。
(文/しらべぇ編集部)