ご飯をおごってもらっているうちにすごいものを作る方法【ホームレス小谷が行く】
ホームレス小谷のゴーストライター沢木宙（そら）です。
今回は、自叙伝を出版したばかりの小谷さんの本の宣伝になります（笑）。
どうも！ホームレス小谷です。
今回は僕が出した自叙伝『笑うホームレス～10キロ太って、嫁もろた～』の出版秘話をお話しします！
僕の本は流通に乗せず、手売りと僕のネットショップのみで買うことができます。あの、品揃えが豊富なアマゾンでも買えない本なんです！
ホームレスである僕が本を出版できたのは、キングコングの西野さんのススメで挑戦したクラウドファンディング。つまり皆さんのお力添えのおかげです！！
そして出版が決まってからはバタバタと打ち合わせをする機会が増え、僕はできるだけ多く打ち合わせをしようと動きました。
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■打ち合わせ＝ご飯！？
本の出版だけはなく、ライブのMCや自分が主催している『天才万博』も出来るだけ多く打ち合わせするよう、心がけています。
それは慎重派だからでも、より良い物を作り出したい、と思っている訳でもなく、僕にとって打ち合わせは「無条件におごってもらえる場」であるから。
そうです僕はご飯を食べたいから打ち合わせをするんです！
もちろん、良い物を作りたいと真面目に打ち合わせをする日もありますが…何度も何度も打ち合わせをする理由は美味しいご飯や美味しいコーヒーを食べたいし飲みたい！！！という欲望には勝てないのです。
他人の金で食う飯はめっちゃうまいんす！！！ ごめんやで、長いフリで！！ 許してください、これからもおごってください！！！
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■一番ご馳走になったのはデザイナー「かちょさん」
デザイナーのかちょさんと何度も打ち合わせしました。もちろん、ご馳走にも（笑）
かちょさんは毎回、ともて真剣に本のデザインについて色々な提案をしてくれます。僕はその間も美味しいご飯を食べながら「いいっすねー！」と繰り返し、打ち合わせは終了。
そうです、今回の本はブックデザインをしてくれたかちょさんが120%の力を発揮してくださったおかげなのです！！本当に感謝しています。
そこで今回はブックデザインを担当してくださったかちょさんにインタビューをしてみました。
―――何度か打ち合わせしましたが、大変なことはありましたか？
大阪と東京だったので、実際に会って打ち合わせする機会が少なくLINEでの連絡が主だったので大変でした。
でも、さすがSNSホームレス！ 文字を打つスピードの速さが凄かったです（笑）
――――褒めてもらえた！ 実際に会っての打ち合わせはどうでしたか？
小谷さんは常に何か食べてる印象ですね。
東京に来て打ち合わせした時も勝手にホットドック頼んでましたよね？
―――バレてました！？ あのホットドック、バリ美味かったです。笑 かちょさんは本のデザインは経験があったんですか？
本のデザインは初めてでした。ずっとやってみたいと思っていたので、小谷さんがこの話をくださった時はめちゃくちゃうれしかったです。
表紙に穴あけちゃったり、ギラギラの紙に「活版印刷」という手法を使ったりと思いっきり遊ばせてもらいました。
―――活版印刷はむっちゃ縁を感じましたよね！！！
あの時はビックリしましたね〜！今回は私と小谷さんが手書きで作ったデザインを持ち込んだのですが、印刷所の方々がたまたま「手書きのデザインが活版印刷になるのっていいよね〜」と話していたところだったそうで！「偶然だけど縁を感じました」と言っていただけた時はうれしかったし、私も本当に縁を感じました！
―――俺もす！ むっちゃ縁感じて、テンション上がりました！！！ 逆に本を作るのに苦労したとことかありますか？
写真選びと載せるタイミングですね。どこにどれを載せたら読む人がグッとくるのか、驚くのかなど、色々考えました。写真の数も膨大だったので、小谷さんご自身は全員思い入れのある方々ですから、選ぶのが大変だったと思います。
―――いやー本当に写真選びが1番大変だったかも知れないっすね！ 本の表紙がゴールドなのむっちゃ良いっすよね！！
実は最初は全く違う紙の予定だったのですが、最後の最後で偶然この紙を見つけて、「ホームレスなのに金ピカって真逆で楽しいやん！」と思い、それを小谷さんも気に入ってくれて。しかもこの紙、めくると上手いこと裏側がダンボールみたいな色になってるんですよね。よくこんなの見つかったなと！これこそ縁です！
―――超良いデザインしてくださって、本当にありがとうございました！！！
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■縁や恩が色々な物を生み出すキッカケになる
今回デザインをしてくださったかちょさんは、超一流のデザイナーさん。
以前、僕が主催した『天才万博』のポスターのデザインをしてくださったのがキッカケで、今回の本のデザインや今年の『天才万博』のフライヤー、ポスターのデザインをしていただくことに。
“縁”というものを僕はすごく信じてるんです。「ご飯をおごってもらう」っていう下心はありますが、そうやって人と出会うことによって、縁が広がっていって、いろんなものが作り出されているなと感じます。
今回皆さんからもらった縁や恩は必ず僕が直接返します。
なので、これからも僕を買って下さい！！ んで、打ち合わせでおごって下さい！！
そして、良い物を一緒に作って行きましょう。全力で僕がお手伝いさせてもらいます！！
