しらべぇ

【なぜ?】日本で一強の「LINE」が韓国でイマイチな理由

ホビー

sirabee0523kakao1-3photo by Dick Thomas Johnson

今や現代日本人にとって欠かせないコミュニケーション手段となったLINE

ですが海外には、「WhatsApp(ワッツアップ)「カカオトーク」「Facebookメッセンジャー」などの多数のメッセージアプリが存在します。

海外でもLINEが断トツ人気なのだろうと、おとなり韓国でのメッセンジャーアプリのシェアを調べてみたところ…意外な調査データが。

 

■韓国でLINEは普及していない?

line1line2

画像はスクリーンショットです

韓国でのLINEのシェアはわずか12%にとどまり、一方でカカオトークが95%という圧倒的シェア。その差は、約8倍

このカカオトーク、友達にインスタントメッセージが送れるという基本的機能はもちろんのこと、豊富な種類のスタンプを揃えている等、LINEと非常によく似ています。

機能の違いが大きくないにもかかわらず、なぜ韓国では8倍もの差がついてしまったのでしょうか。

 

■アプリの世界は「先行有利」?

sirabee_line_20150523画像はスクリーンショットです

そこで、韓国の人気上位3つのアプリの韓国でのリリース時期(または韓国語対応の時期)を調べてみると、興味深いことがわかりました。

・1位(95%):カカオトーク → 2010年3月
・2位(12%):LINE → 2011年8月
・3位(6%) :Facebookメッセンジャー → 2011年10月

韓国でそれぞれのアプリがリリースされた順番と、アプリのシェアの順位が、ぴったり一致。圧倒的なシェアのカカオトークは、2位のLINEより約1年半も早くリリースしています。

 

■今ではゲームのプラットフォームとしても確立

sirabee05223kakao2

画像はスクリーンショットです

LINEゲームは2012年11月から全世界へ本格提供を開始しましたが、カカオゲームは2012年7月に韓国で先行スタート。(日本では同年11月に開始)。

韓国ではカカオトークの圧倒的人気のベースがあったため、ゲームのコミュニケーション機能がユーザー規模をさらに拡大させることになりました。

また、日本でアプリのダウンロードといえば、iOSなら「App Store」、Androidなら「Google Play」ですが、昨今の韓国のゲーム市場ではカカオのプラットフォームスマホゲームをダウンロードするのが一般的になっています。

 

■みんなが使うから自分も?

Female cell phone hand message sms e-mail©iStock.com/LDProd

みなさんはLINEを始めたキッカケを覚えていますか?

「友達や家族が使っていたから」「連絡先の交換手段がメールアドレスからLINEのIDに変わったから」など、周りでLINEを使う人が増えたから使い始めた、という方も多いはず。

経営学用語では「ネットワーク外部性」といいますが、身の回りに誰もLINEを使っている人がいない状況と、友人100人がLINEを使っている状況では、後者の方が使うメリットは大きいのです。

sirabee05223kakao2-2©iStock.com/Tamas-V

既に多くの人とカカオトークで連絡をとっていた韓国の人々にとって、個人的にLINEの方が好みであったとしても、友人が使っていないLINEに乗り換えるメリットは小さかったのです。

・合わせて読みたい→【論争】4割の人が「要らない」! LINEの「既読機能」って本当に必要なの?

(文/しらべぇ編集部・

関連記事

人気記事ランキング

アルバイト募集中 WEBエンジニア募集