トイレに落書きをしたことがある人は5.7%!でも頻繁に落書きを見かけるのはなぜ?
トイレ芸人のどきどきキャンプ・佐藤満春です。皆さんは、トイレの4Kをご存じでしょうか? 「汚い・臭い・怖い・暗い」です。これに「壊れている」が足されて、「5K」になることもあるそうです。
そんな4K・5Kのトイレでは落書きを目にする機会もあります。一体、どの程度の人が描いているものなのか? 調査しました。
トイレに落書きをしてしまったことがある
いかがでしょうか? 渡しとしてはほぼ予想通りの割合です。しかしながら、じゃあなぜこんなに落書きを目にするのでしょうか。この5%をもっと下げることはできないのでしょうか。
ブロークンウィンドウ理論というものをご存知ですか? アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングさんが考案したもので「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」との考え方。
ブロークンウィンドウ理論は、「壊れ窓理論」ともいいます。これ、実はトイレの落書きにも同じことが言えます。誰かが1つ目の落書きを書き始めたことで、2つ目、3つ目が増えていくのです。
ということは、1つ目の落書きを防げれば増えていかないのです。実はトイレ内の汚れも同様で1つめの水垢や尿石がつきはじめると、瞬く間にその汚れ自体に汚れが積み重なっていきます。
落書きも汚れも「まず1つ目」をつけないため、日々の清掃に心がけていきましょう! もし1つ目の落書きを見つけてしまった場合、消せる範囲でしたら是非消してください。その行動が次の落書きを無くします。
それではまたどこかのトイレでお会いしましょう。
ジャー。
(文/どきどきキャンプ・佐藤満春)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年3月20日~2015年3月23日
対象:全国20代~60代男女計1658名