【名古屋】観光客には読めない…?地味に人気がある「名古屋弁みくじ」とは

地域

2015/05/31 20:00

正月でなくとも、見つけるとついつい引いてみたくなる「おみくじ」。

名古屋観光に訪れたなら、ぜひ引いてほしいのが、名古屋駅から徒歩10分の円頓寺商店街にある「名古屋弁みくじ」だ。

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場所は商店街内にこぢんまりと佇む金比羅神社。2013年に初登場し、常設されるようになったのは翌2014年からというから、歴史は浅い。

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商店街スタッフが内容を名古屋弁に“翻訳”し、印刷や折りたたむ作業も手作り。「こんぴら」の文字は消しゴムハンコで作ったという、温かみあるおみくじだ。

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その中身はというと、一見ふつうなのだが、よく見ると「名古屋弁」。

パッと見ではよく意味がわからない部分もあるが、なんだか近所のおじさん・おばさんにアドバイスを言われているような気分になる。

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【翻訳】

つらいだろうけどもうちょっとの辛抱だからね。時が来るのを待っていてごらん。


初めは心が痛くてならないけれど、後から幸せが到来するからね。心を痛めないで精進しなければいけないよ。

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【翻訳】

恋愛 まだ告白はいけない。様子見を。

願望 まずは我慢。あとから叶う

商売 損するが将来はとてもよい

仕事 現状維持

賭事 今日はやめておけ

相場 手放せ。他を買ったほうがよい

病気 油断禁物

失物 探しても見つからない

就職 落ち着いて探して

縁談 断れ。もっといい話がくる


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■おみくじを商店街で翻訳してもらうのもアリ?

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「トランプ」や「Tシャツ」など土産物に使われたり、メディアでも話題になることがある名古屋弁。

けれど、実際に名古屋弁を使う人に出会うことは少なくなっている。昔ながらの商店街が減り、名古屋弁を操る世代の方と触れ合うことが少なくなっているのが理由のひとつ。

そんな中、このおみくじがある円頓寺商店街は、昔ながらの和菓子屋や飲食店も多く残っている。

最近では、おしゃれなお店も続々オープンし、新しくできたカフェはお年寄りと若者が共存する場所になっていたりも。

買い物がてら、おみくじで解読不能だった言葉を、本物の名古屋弁使いに解説してもらう、というのもおもしろいかもしれない。

また、円頓寺商店街のそばには四間道(しけみち)という地元の人も注目する古い街並みもある。あわせて散策しみてはいかがだろうか。

(文・写真/しらべぇ編集部・佐藤コボ