「何の仕事してるの?」に対し社名で答える大企業の人たち…アリ派ナシ派で意見われる
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「今何の仕事してるの?」― 初対面から久々の再会まで、様々な場面で発せられる質問フレーズです。
細かい職種を答えるのか、業界を答えるのか、はぐらかすのか、はたまた…。答え方は人それぞれだと思いますが、しらべぇ編集部では、20代~60代の男女1500人を対象にこんなアンケートを実施してみました。
■「今何の仕事してるの?」と聞いて、職種ではなく会社名を答える大手企業の人に出会ったことがありますか?
大手企業に勤めていることを言えば、仕事の概要が伝わりやすく、また共通の知り合いがいる可能性を探ることなどもできます。職場がある最寄駅の情報について話が弾むこともありますよね。しかしその反面…。
と、その前に、アンケートの結果を見てみましょう。
【「今何の仕事してるの?」と聞いて、職種ではなく会社名を答える大手企業の人に出会ったことがありますか?】
4人の1人以上の割合で、“会社名を答える人に出会った経験アリ”ということが判明しました。
さて、寄せられた体験談では、この“会社名で回答”スタイルに対して厳しい声が多く見られます。
「高校の同窓会で、大手有名企業に入ったことを鼻にかけていた同級生がいた。そいつは積極的に名刺交換したがっていた」(男性20代)
「合コンとかで大手の人は会社名を言いたがる傾向がある。私は専門職なので、一般企業のことはよく知らず、会社名でピンとこないとちょっと不満げな態度になられたことがある」(女性20代)
「昔のことですが、別れたボーイフレンドに会ったときに、彼はある製薬会社の社名を自慢げに言った。そのとき私はその企業よりランク的に上の製薬会社に勤務していた。私は黙っていた」(女性60代)
なかには、
「仲良くなればどうせ後で聞くんだから、最初に会社名を言ってもらったほうがいい」(女性20代)
「実際、その(仕事内容より会社名を伝える)ほうがわかりやすいし、会話も続くので聞いたほうも楽です」(女性40代)
という声もあるものの、全体的には、
「会社名で答える人は結構いますが、自慢げに言う人は苦手です」(女性20代)
「その人にとっては、自分の実際の能力よりラッピングが大事なのでしょう」(女性30代)
というようにマイナスに捉える人のほうが多い傾向となっています。それにしても、“ラッピング”とは手厳しいですね…。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年10月17日~2014年10月21日
対象:全国20代~60代男女計1500名