知ってるあなたはトイレ通！和式に温水洗浄がついた和式ウォシュレットって知ってる？

歌わないトイレの神様、どきどきキャンプの佐藤満春です。今や生活には欠かせない存在になった「ウォシュレット」。

実はこの「ウォシュレット」、TOTOの登録商標なので正式には「温水洗浄便座」と言います。今日はこのことだけでも覚えていただきたい。SONYの「ウォークマン」と一緒で商品名の印象が上回るという代表的な例でもあります。

その、TOTOから発売されたウォシュレットですが、発売は1980年なので30年を超える商品・作品です。ちなみに、ウォシュレットという名前の由来は「レッツウォッシュ」という文言から。「洗おう」って意味なんですね。

1980年発売当時はまだご家庭で和式便器を使っているところも多く、たくさんの要望があって、1996年、TOTOから「和式ウォシュレット」が発売されました。しかし残念ながら2003年に生産終了しています。

このわずか数年間しか発売されていない商品を知っている人のデータはこちら。

「和式ウォシュレット」の存在を知っている

思った通り知っている人は少ないです。この商品（作品）は時代性を非常に反映した素晴らしいものです。ですから、是非とも皆さんの記憶に残したく、今回のコラムに書かせていただきました。

生産終了の原因としては洋式便器がその後どんどん普及していったという点と、洋式と比べて的が当たりにくいという2点の理由があったんではないかと私は推測しております。

「和風便器用温水洗浄機器　ウォシュレットＷ」が正式名称で、希望小売価格8万9000円（税別）。

今や多くの家庭が洋式便器を置く時代になりました。しかし！　少数派ではありますが「和式じゃないとできない」という人も固定数いらっしゃるのも事実です。僕の知り合いだけでも数人はいます。

街中でもわざわざ和式のトイレがある場所を探すこともあるそうです。もしかしたら今後、また新たな和式ウォシュレットが・・・販売する可能性もないことはない・・・かもしれません。

それではまたどこかのトイレでお会いしましょう。
ジャー。

(文/どきどきキャンプ・佐藤満春)

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2015年3月20日～2015年3月23日
対象：全国20代～60代男性計821名