他人の心霊体験談を全部ウソだと思ってる人は〇%!「霊商売」に批判の声も
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他人が話す“怪談”を聞いたことがないという人はいないでしょう。それを話す知人がいなくとも、テレビを観てれば一度くらいは耳にせざるをえないものです。しかし、それら“怪談”に登場する「霊」ですが、人類の歴史上その存在が証明されたことはありません。
そこで、20代から60代の男女計1671名を対象に、こんなアンケートを実施してみました。
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■他人の話す心霊体験談は、基本的に全部ウソだと思っている
まずは、全体の「全部ウソだと思っている(あてはまる)」と回答した割合をご覧ください。
このように、3人に1人はすべての心霊体験談を“ウソ”だと考えていることが判明しました。
次に、年代別の数字を見てみましょう。(数字は、「全部ウソだと思っている(あてはまる)」と回答した割合です)
20代から40代までは20%台でとどまっていますが、50代・60代で一気に数字が上がることがわかります。年をかさねるなかで、「霊はいない!」という確信を強くする人が増えるのかもしれません。
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さて、「全部ウソ」と考える人は、なぜそう思うのでしょうか? 双方の回答者の声を見てみましょう。
【「全部ウソだと思っている」派】
「間違いなく、幽霊はいないから」(50代女性)
「霊というものは存在しない。その存在しないものを何かしらの形で使ってお金をたんまり儲ける人がいるのが信じられない。みんなもっと冷静になるべき」(30代男性)
「ゴースト系の映画とかは面白いのもあるから、心霊話自体を否定するつもりはないけど、人が話すのを聞くのは正直しんどい。信じてあげることはできないから、リアクションがうそ臭くなっちゃうのがつらい」(30代男性)
「本当にもし幽霊なんて見たら、その後正常な精神を保って生き続けられる自信がない。心霊体験談を話す人はみんなケロッとしてるから、まあウソなんだと思う」(40代女性)
【「そうは思っていない」派】
「実際に心霊体験をしたことがあるので」(20代男性)
「小学生の頃、合宿先のトイレで幽霊を見たことがある。結構トラウマな出来事。ウソだと言われるとムカつく」(30代男性)
「霊の存在とかはさておき、心霊体験談を話す人にとっては、それは本当のことなんだと思う」(30代女性)
「ウソをつかれてると思っちゃうのは悲しい。その人が『幽霊を見た』のなら、『見た』でいいじゃないですか」(40代女性)
後者では、「実際に心霊体験をした」という人と、「(自分自身は体験はないけれど)ウソだとも言えない」という態度の人に立場がわかれました。
何世紀にも渡って存在し続ける心霊体験談。まさに、信じるか信じないかはあなた次第、ですね。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年5月22日~2015年5月25日
対象:全国20代~60代男女計1671名