全国で唯一「高知県」にだけ存在しなかった「あの施設」がドーンと復活!?
星空の様子を投影し、星の美しさや宇宙の成り立ちについてを教えてくれるプラネタリウム。
幼い頃の社会科見学や恋人とのデートスポットとしても人気があり、誰もが一度は足を運んでいる場所だと思っている人が多いのではないでしょうか。
ところが日本全国47都道府県の中にたった1県だけ、現在プラネタリウムが存在しない県があるのです。
https://twitter.com/boc_abfk/status/595444789824258049
今、全国のプラネタリウム一覧みてたんだけど…プラネタリウムってどの県にもあるものだった事に衝撃受けてる……高知唯一プラネタリウムない県だった…だから私、行った事ないんだ…
— 鈴木あづま (@suzuki_aduma) July 7, 2013
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■高知県にだけ無かったのだけど・・・
2015年6月現在、高知県には科学館やプラネタリウムがありません。以前は高知市や安芸市にプラネタリウムがありましたが、1970年代に相次いで閉鎖。
そして今、40年の時を経て、ついに総工費147億円をかけてプラネタリウムドームを含む複合施設が高知市に建設されることに。
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■7月にハイブリットな施設がオープンするぞ!
高知県と高知市が合同で建設する施設は、鉄筋コンクリート5階建て。1階に駐車場と高知市の点字図書館、2~4階が県市合同の図書館。
5階の科学館の最上部には、直径12メートルのプラネタリウムが設置されます。
光学式+デジタルのハイブリットプラネタリウムで、席数は82席。展示室にも宇宙・地球ゾーンが作られることになっており、テラスでは天体観測ができるよう検討されているそう。
現在、2017年7月の開館を目指してこの複合施設の整備をすすめています。
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■全国から正式名称を募集中!
画像はスクリーンショット
実は高知県では先月から6月10日までの間、新図書館複合施設の愛称と、その施設内に入るこども科学館(仮称)の正式名称を全国から募集中。
選考委員会によって選ばれる愛称は8月に決定予定で、複合施設全体の愛称として採用された作品は新図書館や点字図書館の愛称としても使用。
科学館の正式名称は、選考委員会で候補を絞り込んだ後、秋頃に高知市教育委員会で最終決定されます。
最優秀にはそれぞれ賞金5万円(科学館は副賞でプラネタリウム年間無料券)、優秀3作品には1万円が贈られ、1人3点まで応募可能。
名称の意味や理由を明記することが必要となりますが、今応募すれば、もしかしたら自分の考えた名称が使われるかもしれないチャンスかも!
(取材・文/しらべぇ編集部・野山苺摘)