イタリア人男性が「日本人女性は口説きやすい」と思う3つの理由

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日本では草食系男子が増えていますが、肉食代表といえばイタリア人男性。先日、筆者は東京在住のイタリア人男性数名とお茶する機会があり、彼らに「イタリア人女性と日本人女性の違い」について教えてもらいました。その中で筆者が気づいたことは、「イタリア人にとって日本人女性は口説きやすい存在である」こと。今回は、その理由についてご紹介したいと思います。

ジローラモというパイオニアがいる

ご存知、ちょいワル代表として日本では雑誌の表紙まで飾るパンツェッタ・ジローラモさんですが、母国イタリアでは全くの無名人。日本に移住するイタリア人男性陣にとって日本で最初に覚えざるを得ない有名人が彼のようです。

なぜなら、毎日のように日本人から「イタリア人男性は本当にみんなジローラモみたいなの？」と飽き飽きするほど質問されるからです。

しかし、それは日本人が「イタリア人男性がどんな風に女性を口説くのだろう」ということに興味を持っている証拠。ジローラモ氏のあの過剰な演出のおかげで確立された「イタリア人＝ちょい不良（ワル）」のキャラは、イタリア人男性が女性を口説く前振りのよう役割を果たしているということです。

「イタリア人男性は本当にみんなジローラモみたいなの？」のお決まりフレーズが出たら、「そうだよ、君もロマンチックに口説かれてみたい？」と言おうが、「そんなことないよ、僕は真面目で一途だから」と言おうが、盛り上がるというイタリア人男性にとって言わば「おいしい」キャラが日本ではできあがっているのです。

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日本人女性は押しに弱い

日本人がNOと言えない性格というのは、あまりにも有名な話。例えば街で声かけられた時、イタリアの女性は慣れているのではっきりと意思表示をして断ります。それに比べて、男性に声をかけられることになれていない日本人女性は知らない相手に対しても笑顔で対応します。

相手に不快を与えない配慮の上での優しい日本的な断り方なのかもしれませんが、キツく断られることに慣れているイタリア人男性にとってその笑顔は「可能性を感じる反応」としか映らないようです。

情熱的にアプローチされることに慣れていない日本人女性と、優しく受け入れられることに慣れていないイタリア人男性、実は良いカップリングなのでは！？　とも思いました。

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褒められ慣れていない

イタリア人男性は、女性と見たら誰でも褒めると言っても過言ではありません。おばあちゃんにも優しいし、初対面の女性でも美しいと思えば美しいと口にします。褒め慣れているので褒め方も自然だったりして、歯が浮いた感じにならないので、女性は素直に嬉しい気持ちになると思います。

結局女性は言葉で褒められたい生き物。「本当の想いこそ口に出すのは野暮」みたいな文化の日本で、甘い言葉をささやいてくれる男性がいれば特別な感情を抱いてしまうのも無理はないですね。

こうして挙げてみると、やはり世界に名を轟かすイタリア人男性はさすが。日本人男性が、彼らのように世界的伊達男になるのはまだまだ時間がかかりそうですね。それどころか、もしこのまま日本人男性の草食化が進むと日本人女子とイタリア人男子のカップルが増える日が来るかもしれませんよ！？

(文/しらべぇ編集部・砂流恵介・辰巳真理)