【なぜ流行らない?】食べきれなかったら持ち帰る「ドギーバッグ」が超優秀!
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外食先で、注文したのはいいものの「お腹いっぱいになって、どうしても食べきれなかった」という経験があるでしょう。
そんなとき、あなたはそのまま残しますか? それとも持ち帰りますか? アンケートサイト「マインドソナー」で調べてみました。
結果、およそ5割の人が料理を残すことに「もったいない!」と感じ、持ち帰ったことがあると判明。
しかし、持ち帰るときにカバンからおもむろにタッパーを取り出したり、「持ち帰りの袋もらえますか?」などと聞いたりするのは少し恥ずかしいもの。
そんなときに便利なのが、「ドギーバッグ」というアイテム。
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■欧米では食文化として定着
「ドギーバッグを知っているか」を調査してみたところ…
全国的な知名度は、およそ4人に1人。
衛生面が気になるせいか、日本ではまだまだ浸透していないのが現状ですが、アメリカなどの欧米諸国では食文化のひとつとして根付いています。
朝ごはんは昨夜のプルコギをドギーバッグしたのでこちら!量が多い時にバッグで持ち帰るアメリカ文化、これ大好きです。日本でも当たり前になればいいのに! pic.twitter.com/1SMFcqWX8N
— 高杉’Jay’二郎(三枝亭二郎) (@SmileMessenger) July 13, 2014
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■もともとは「エサ」を持ち帰るための容器だった?
ドギーバッグとは、レストランなどの飲食店で食べきれなかった料理を持ち帰るための容器のことを指します。
発祥はアメリカで、食べ物を持ち帰る際に恥ずかしさから「犬の(=doggy)エサにする」という口実で言っていたことで、ドギーバッグと呼ばれるようになったそう。
画像はスクリーンショットです
持ち帰り用の容器というとタッパーのように簡素なものを想像しがちですが、ドギーバッグはデザイン性が高くどれもかわいいものばかり。
日頃から折りたたんで携帯できるほか、耐久性に優れているので洗えば何回でも使うことができるのも魅力です。
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■日本の食糧廃棄率は世界トップレベル
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食糧自給率が40%と低い日本は、多くの食べ物を輸入に頼っている一方で、年間約1700万トンもの食品が廃棄されています。その割合は、消費大国アメリカをしのいで世界一位。
さらに、「まだ食べられるのに捨てられてしまう食糧」は500~800万トンに上ると言われていて、これにはもちろん外食先での食べ残しも含まれています。
もしもドギーバッグが定着したら、その数字は大きく変わってくるのかもしれません。
(文/しらべぇ編集部・渡辺夏実)