【トイレに紙がない!】このピンチを知らない人に助けてもらった人は◯%!
トイレ博士・佐藤満春です。皆さんは、「トイレに入って紙が無かった!」そんな経験はありませんか?
そんな非常事態でどんな対応をしているでしょうか。パンツで拭いてノーパンで帰る人。落ちているトイレットペーパーの切れ端を集めてギリギリ拭いた人。トイレットペーパーの芯で拭いた人。
いろいろいると思います。漫画やドラマでは中から声をかけて、トイレの扉の外にいるであろう知らない人に声をかけ、助けてもらうシーンがありますが・・・実際にはなかなか勇気のいる行動ですよね。
そこで、実際にそんな経験がある人を調べてみました。
結果は、7.5%です。意外にも多いと思いました。注目すべきはその男女差です。
見てください。男性は9.6%、女性は5.4%。その差およそ倍、男性のほうが多いのです。この差は何でしょうか? おそらくですが、男性のほうが外に声をかけやすいのかもしれません。
そして更に注目なのがその世代別データです。
こちら!
20代男性では16.7%! この数字はなかなかです。若さ故でしょうか。
食も排泄も同じくらい尊い行為です。排泄時の非常事態は誰しもあることですのでそんな時は、気軽に声をかけあい、助け合う文化が根付くといいなと思っています。
あとオススメはトイレに流していいティッシュペーパーを持参しておくことです。トイレットペーパーはJISの品質基準を満たしていないと販売できません。
JISで定められているのは溶けやすさと長さ、紙幅、芯の内径、などです。JISの規格では水に入って100秒以内に溶けなければいけません。逆を言うとその審査に合格したものしか「トイレットペーパー」としては売られていないのです。
「ポケットティッシュ」を使ってしまいがちですが、あれはトイレットペーパーとは違う基準で売られているものなので水には溶けません。ですので、トイレには流さないでください!
ペーパーは配管を通り、下水道に向かいます。目の前から物がなくなればいいものではありません。そのくらい、デリケートなんです。
是非、皆様もそこを意識して水を流してみてください。
では、またどこかのトイレでお会いしましょう。
ジャー。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年5月17日~2015年5月22日
対象:全国20代~60代男女計1671名