大人になると「トモダチ」がいなくなる?【内田理央、こんなだけどタレントです】

2015/06/21 18:00

sirabee0621内田理央

こんにちは、だーりおこと内田理央です。

答え方によってその人の性格が表れる質問というのはいくつかあると思いますが、なかでも特に“人間関係”に関するその人の考え方が出る質問が、「親友は何人いますか?」だと思います。

この答え方はいくつかあります。

・「親友かぁ…難しいねぇ…いないかも」と悩みながら答える人
・「ひとり!」と即答する人
・ちょっと考えて、「2人かな」「うーん、3人」と少数を言う人
・「えっと、いち、に、さん…」と指折り数えて多めの人数を言う人

どの答え方に良い悪いがある、というわけではなく、それぞれの答え方がよくその人自身を表しています。ためしに、「あの人はこう答えるだろうなぁ」と想像しながらこの質問をしてみてください。驚くくらい当たると思いますよ!

まぁただ、「親友20人!」とか言ってしまう人は、ちょっと信用できないかな…なんて思ったりもします…。



 

■「トモダチ」という言葉の難しさ

最近、つくづく思うことがあります。それは、「親友」だけでなく、「トモダチ」という言葉の使い方って実は結構難しいなということ。(「トモダチ」がカタカナであることに深い意味はありません…。コラムやってると、漢字・ひらがな・カタカナの使い分けも難しいです!)

なぜ難しいのか? それは、お互いの認識が同じとは限らないから。こっちがトモダチだと思ってても、あっちは「知り合い」くらいにしか思っていない場合もなくはないですよね。

では、いつから難しくなったのか? それは、ごく最近なように思います。

学生の頃は、同じクラスでよく話す人というのは、「トモダチ」以外に言いようがないと思うんです。わざわざ「クラスメート」なんて分けませんよね。

でも、大人になってくると、特に仕事で出会う人については、「トモダチ」と言うべきなのか「仕事仲間」と言うべきなのか「同僚」と言うべきなのか…いろいろ難しくなってくるんです。わたしのさせていただいているお仕事の場合、「共演者」という言い方も入ってきますね。


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■「大人になる」ということは…

ためしにこないだ、事務所やお仕事関係のスタッフさんに、「会社で仲の良い同僚の人のことって、『トモダチ』だと思いますか? それとも、『同僚』って考えますか?」ってアンケートしてみたんです。答えはいろいろでした。

「どんだけ仲良くても、同僚は同僚ですね。学生時代のトモダチとは違います」って言う人がいれば、「同期は一生の友ですね」って言う人もいて、さらには「トモダチ感覚で仕事はしないようにしてます」って言う人も…。

これも良い悪いはなくて、結局はそれぞれの性格や環境によると思うんです。ただ、間違いないのは、やっぱり「トモダチ」という言葉は難しい! ということです…。

もしかしたら、「大人になる」ということは、「なんでもかんでもトモダチとは言えなくなる」ということなのかもしれません

さてさて、みなさんには、親友は何人いますか? だーりおは…秘密です!

(文/内田理央

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