【お茶・焼きそば・おでんだけじゃない】静岡のスーパーにも並ぶあの料理が食べれる居酒屋をレポート
静岡の郷土料理のひとつであるイルカ料理。
静岡だけではなく、岩手や千葉・和歌山や沖縄と、東北から沖縄までイルカを食する文化はあり、イルカ料理は縄文時代からの長い歴史があります。
イルカは味噌煮込みや刺身として県内の飲食店や家庭の食卓に並び、栄養価の高い食材として知られています。
イルカ料理をレギュラーメニューとして扱っている静岡市内の居酒屋「魚河岸大作」に行ってみました。
◆魚河岸大作
静岡県静岡市葵区黒金町4アスティ静岡東館
静岡駅直結のアスティ東側にある魚料理を中心としたお店です。店頭には駿河湾産のメニューがぎっしり。どれも食欲を刺激してくれます。
店内には、どじょうやカツオのへそなど、ありとあらゆる静岡名物が並んでいます。メニューの「本日のおすすめ」を選ぶと駿河湾のその日で最も美味しい食材が味わえるでしょう。
今回は、目当ての「いるかのすまし」を注文しました。こちらは、イルカの背びれを塩ゆでにしたものです。静岡の魚屋さんやスーパーでは、魚売り場で食材として並んでいます。
画像をもっと見る□イルカのすまし
こちらがイルカのすまし。見た目は、玉ねぎとポン酢、もみじおろしで、いかにもあっさりすっきりしてそうな料理です。
イルカの背びれは、噛むとぎゅっと歯がきしむような弾力感が特徴。魚と牛の間のような食感と噛みごたえです。
油っぽさもなくあっさりしていて、後味が残りません。
イルカ料理が、縄文時代から県内で続く郷土料理であることが納得できる食感と味わいでした。
(文/しらべぇ編集部・松岡佑季)