今夜はあの子とイケるかも?!多様化する「ワンチャン」の意味と使用率を調査
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可能性がゼロではないといった意味で、昨今若者のあいだで頻繁に使われるようになった「ワンチャン」というフレーズ。果たしてどれほどの人が使っているのだろうか?
男女計7515人を対象に行われたアンケートでは、以下のような結果が出た。(2015年6月実施)
■ワンチャンって使う?
【質問】「ワンチャンス」の略で、最近では若者言葉として可能性がゼロではないといった場合などに使われる言葉。 あなたは使う?
「使わない」もしくは「知らなかった」を合わせると、実に86%と大多数の人が使っていない、という結果となった。若者のあいだでも、使用しているのはまだまだ少数派のようである。
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■そもそも「ワンチャン」の意味とは?
「ワンチャン」は、諸説様々あるが、元々は麻雀用語のひとつとして使われはじめたもの。自分以外の人が残り1つの牌で勝ち抜ける「テンパイ」の時に、状況から見て勝ち抜けとなる可能性が低いがゼロではない牌を「ワンチャンス」と呼ぶことに由来する。
本来の意味では、いい意味というよりは、「安全牌だが可能性はゼロじゃないから気をつけるべき」といった具合に使われていた。
また、近年では「ストリートファイターⅡ」のような対戦型格闘ゲームで、負ける寸前の戦況ではあるが、1回大技を決めれば逆転するような可能性があるときに「ワンチャンある!」と使われ、ユーザー層である若者たちを中心に普及した。
今回のアンケートでも「別の意味で使う」という選択があったように「ワンチャン」の意味は現在多様化している。
男女間において、デートに誘えばベッドイン出来る可能性があるという意味で「ワンチャンある」と使ったり、さらに「可能性がゼロではない」という意味から心を落ち着かせるおまじないとして「ワンチャン」を唱えるといった使いかたをしている人もいる。
(文/しらべぇ編集部・ジョニー弾)
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