宮城県7蔵元が共同でつくった純米大吟醸が本日発売!週末までに売り切れ必至?
宮城県といえば、独眼竜・伊達政宗で知られる仙台藩のお膝元。国内でも有数の米どころで、米からつくられる銘酒の産地としても有名だ。
そんな宮城県の7つの蔵元が、日本酒の可能性に挑戦するために立ち上げたプロジェクトが、「DATE SEVEN(伊達セブン)」。その名は、仙台藩主の伊達家にちなみ、伊達で斬新なお酒をつくる心意気だ。
「勝山」「墨廼江」「伯楽星」「山和」「萩の鶴」「宮寒梅」「黄金澤」 と聞けば、日本酒好きならこたえられないかもしれない。
当サイトのコラムニスト、萩野酒造(萩の鶴)の佐藤蔵元も名を連ねている。
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■ひとつの蔵で、7人の蔵元が共同作業
こうして誕生したのが、山和酒造店の蔵元、伊藤大祐さんが持つ純米大吟醸「DATE SEVEN」(写真左)。7月7日、東京・代官山のイタリアンレストランでお披露目会が行なわれた。
国内の品評会「純米大吟醸部門」で優勝した山和酒造の蔵を使い、精米や糀づくりなどの作業を7つの蔵元で分担してつくられたもの。
宮城県産の酒米「蔵の華」を33%まで削り、さわやかな香りと凛とした味わいのある純米大吟醸になっている。
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■ラベルもあざやかな四合瓶をもつ7人の蔵元たち
こちらの日本酒は、本日から発売開始。しかし、ひとつのお酒屋さんには多くても20本程度しか卸すことができないため、「週末までには、ほぼ売り切れ必至でしょう」とのこと(伯楽星・新澤厳夫さん談)。
東京駅構内の「はせがわ酒店」などで購入が可能だ。
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■香り高い純米大吟醸はワイングラスで飲むと、いっそう華やかに
日本酒というと「和食や寿司に合うもの」と思う人が多いだろうが、じつは、イタリアンなど幅広い料理を引き立てることができる。
そんなとき、思い切ってワイングラスで飲んでみると、おちょこやコップよりふわっと香り立つ、新しい体験をすることができるだろう。
(文/しらべぇ編集部・盛山盛夫)