【CMの言う通り】20代の80.6%は昔話「金太郎」のストーリーを言えなかった!
※画像はYouTube「TVCM │ au「あたらしい英雄・金太郎」篇 60秒」のスクリーンショットです
昔話の主人公たちが“現代版”で登場するauのCMシリーズで、俳優の濱田岳さん演じる“金ちゃん”こと金太郎が、「金太郎はストーリーがメジャーじゃない」という内容のセリフを言う場面がありました。
「金太郎」というと、日本を代表する昔話のひとつに思えますが、本当にこのストーリーはメジャーではないのでしょうか? 成人男女計1666名にアンケートを実施し、調べてみました。
■昔話「金太郎」のストーリーを言えますか?
以下は、「言える」と回答した人の年代別の割合です。
このように、年代が若くなるにつれ「ストーリーを言えない」という人の割合は大きくなり、20代では実に80.6%の人が「言えない」と回答しています。全体でも「言える」という人は3割以下ということで、確かに「メジャーじゃない」といえるのかもしれません。
「浦島太郎とか桃太郎は、幼稚園や小学校のお遊戯会でやったけど、金太郎はやったことないし、他のクラスでも見たことがないから知らない」(20代女性)
60代以上でも、「言えない」人が多数派です。
「クマに乗って、それからどうしたのか知りません」(60代女性)
クマが登場するということは、知っている人が多いようです…。
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■「金太郎」のストーリーを簡単に説明すると…
金太郎のストーリーは、諸説ありますが、簡単に説明すると以下のような話になります。
『ある母親のところに、力持ちすぎる男の子“金太郎”が生まれました。その男の子は、とっても大きな体に成長したので、母親はまさかりを与え、マキ割りを手伝ってもらうようにしつけました。
やがて金太郎は大きくなり、山の動物たちと仲良くなり、クリ拾いをして遊んでいるうちに、山で一番強いといわれるクマに遭遇しました。そのクマと戦ったところ、他の動物たちの応援もあり勝ってしまいました。クマは降参し、他の動物たちと仲良くなりました』
「桃から生まれた」「鬼を倒した」「竜宮城に行った」「玉手箱を開いたら…」といったファンタジー的な要素に欠ける点が否めず、いわゆる“2大昔話”と比べると印象に残りにくいのかもしれませんね。
(文/しらべぇ編集部・山崎紅茶)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年6月19日~2015年6月22日
対象:全国20代~60代以上の男女計1666名