【実食】イノシシの10倍うまいと噂の「アナグマすき焼き」開店初日に行ってみた
オープン前から、「幻のジビエ」「イノシシの10倍うまい!?」と話題を呼び、クラウドファンディング「Makuake(マクアケ)」で飲食店プロジェクト史上最高額の441名から561万円を調達した、東京・渋谷の「むじなや」。
この店のウリは、野生の「アナグマ」のすき焼きだ。
しらべぇでも以前から注目し、自腹でクラウドファンディングにも参加していたが、運良く開店初日に予約をとることに成功した!
イノシシの10倍うまい!?「アナグマ肉すき焼き店」の予約をとる唯一の方法って?
アナグマすき焼きとは、いったいどのようなものなのだろうか?
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■コレだ! きれいな赤身肉を関西風のすき焼きに
むじなやのアナグマは、大分県産。色鮮やかな赤身肉だ。それをすき焼き鍋でじゅうじゅう焼いていく。鍋に九州の調味料「赤酒」を入れてアクを取ったら、いったん酒を捨て、砂糖と醤油で関西風のすき焼き仕立てに。
オーナーの大谷さんによれば、九州の猟師たちが「アナグマといえばすき焼き!」と言っていたのが、このメニューにした理由だという。
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■ジビエらしい歯ごたえから、噛みしめるほどにうまみが
ほとんどの人が未体験であろうアナグマの肉。どんな味かというと…まず、まったく臭みがない。牛肉よりクセがないくらいだ。
野生動物らしく、最近ブームの赤身肉のように歯ごたえはしっかり。そして、噛むほどにうまみが出てくる。「何の肉とも違うぞ」と感じる人が多いかもしれない。
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■大分県産の鹿肉タタキも
ちなみに、前菜に出てくるのは、ぶ厚く切られた鹿肉のタタキ。こちらも大分県の猟師が獲ったものだ。他にも、イノシシの味噌煮込みなど、ジビエ好きにはたまらない料理が、すき焼きに先立って供される。
これらを食べながら、「アナグマってどんな肉なんだろうな〜?」とワクワク感を極限まで高める献立となっているのだ。
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■シメは、すき焼きの汁を入れた蕎麦にカラスミをかけて
コースのシメは、アナグマ肉のうまみが出たすき焼きの汁を蕎麦にかけ、カラスミをその場で削りおろす一品。じつは、カラスミをおろしている女将が美人すぎるのだが、それは来店者だけのお楽しみとしたい。
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■残念ながらお店の住所・電話は非公開
こちらのお店は、クラウドファンディングに参加した会員しか予約することができない。気になったら、友達で会員になった人を探してみよう。
なお、7月はすでに満席、8月前半もかなり予約が立てこんでいるようだ。
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
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