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【子育てクイズ】おかし売り場での「これ買ってー!」にどう対処する?

コラム

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©iStock/Ximagination

スーパーのお菓子売り場で、子供が「これ買って〜」といって動かなくなっちゃったとき、初期対応としてはどうするのがいいでしょうか。

① 「ダメなものはダメ!」と言って子供を引きずる

 

② 「これがほしいのかぁ」といったん子供の話を聞く

 

③ 「しょうがないなぁ」と言ってお菓子を買ってあげる

 

■頭ごなしは「あきらめ」につながる

①のように、「ダメなものはダメ!」と、毎回親が、必死に食い下がる子供を無理矢理引きずり出せば、そのうち子供は「これ、買って!」と言わなくなるでしょう。

親としては万々歳ですね…って、ホントでしょうか。この場合、子供は我慢することを覚えたのではなくて、あきらめることを覚えたのです

「わたしの言うことを聞きなさい! 」というメッセージだけを伝え続けられたら、子供はいつかダダをこねることをあきらめ、「ボクの望みは叶わないんだ」と思うようになるのです。

壁にぶち当たるとすぐにあきらめてしまう、心の弱い子に育ってしまう可能性がありますから要注意です。

 

■いったん話を聞いて、適切な言葉を与える

それを踏まえると、②のように、「これがほしいのかぁ」といったん子供の話を聞くというの正解です。

いきなり「ダメ!」と言うのではなく、

 「これがほしいのかぁ」

子 「うん」

 「どうしてこれがほしいの」

 「○○ちゃんがこのまえたべてたから

 「○○ちゃんが食べてたのを見て、いつか自分も食べたいなって思ったのね」

 「そう」

 「そうか、それで、ちょうどここにあったからほしくなったんだね。その気持ちよくわかったよ」 ……

などと、どうしてそうしたいのか、気持ちを受け取るような会話をするんです。

子供の要求を丸呑みするのではなく、子供の未熟なプレゼンテーションに対し、適切な言葉を与えるようにしながら聴いてあげるのです。

100%の要求は通らなくても、気持ちを受け取ってもらえたとわかるだけで、子供の表情は少し明るくなります。パパやママの話も聞いてあげよう、という気持ちになりやすくなります。

そしてさらに、

 「でもさ、今日のお菓子はもう買っちゃったでしょ。アレも食べたいでしょ。だからこっちのお菓子はまた明日買いに来ようと思うんだけどどう?」

などと前向きな解決策を話し合うと、案外、

 「うん、わかった! いいよ」

なんて会話が成立したりします。だまされたと思って試してみてください。

 

■「理解してもらえる安心感」を子供に

かといって何でも思い通りにしてあげるのでは、子供のためになりません。

いつでも思い通りになる訳じゃないことを教えるのも大切ですから、③「しょうがないなぁ」と言ってお菓子を買ってあげるは原則的にはNGです。

ただし、子供の気持ちを聴き、なんらかの条件が揃ったときには「負けてあげる」ことや、ときには本当に「根負けしちゃう」ってことがあってもいいと思います。

それはそれで子供の「何が何でも意志を押し通す力」を伸ばしてあげていることになると思えばいいのではないでしょうか。

親から見て「どうして素直に言うことを聞けないの?」と思うとき、子供から見たって「どうしてママはボクの言うことをわかってくれないのか?」と悔しくてしょうがないのです。お互い様なのです。

こういう状況で子供がもっともほしいのは、実はお菓子じゃないんです。パパやママがちゃんと自分の気持ちを理解してくれるという安心感なのです。これ、大事ですから、覚えておいてください。

(文/おおたとしまさ

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