「おばさんは余計な一言が多い」と思う人は女性のほうが多数! その理由とは?
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世間でよく言われる“おばちゃん”の特徴のひとつが、「余計な一言が多い」というもの。
しらべぇ編集部で成人男女1345名(男性:668名、女性:677名)を対象にアンケートをとったところ、男性で41.6%、女性で53.0%の人が「おばさん(おばちゃん)には、余計な一言を言う人が多いと思う」と回答しました。
男女で顕著な差が表れており、女性のほうがより強く「おばちゃんの余計な一言」の存在を感じていることがわかります。
■女性のほうが多い理由は?
それでは、回答者のうち636名から寄せられたフリーアンサーを見ながら、「おばちゃんの余計な一言」について考えていきましょう。
【男性からの声】
「話のネタに詰まるとすぐ、独身者に対しては『結婚はまだ?』、既婚者に対しては『子供はまだ?』ときくことが多い」(30代)
「会社の男性トイレの清掃のおばちゃんがいつも、私が用を足している横でブツブツと『ホントこんなに汚して…』とわざと聞こえるようにして言う。気持ちよく用がたせないようにしているのかと思ってしまう(30代)
「思っていることを心に留めておくことができずに、何でも口から吐露してしまう人間が多いと思う」(40代)
「必ずと言っていいほど的外れにもかかわらず、否定的な言動をしてイニシアチブをとりたがるのが鬱陶しい」(50代男性)
「自分のことは置いといて他人の悪口ばかり言う。自分自身のことを言われると切れる」(50代)
このほか、男性からは職場における「余計な一言」体験談が多く寄せられました。代表的なものを紹介しましょう。
「以前、職場のおばちゃん(職場では自分より後輩)が作ったある資料に対して『全体的にわかりにくいので直してください』と言ったら、それ以来、いちいち『わかりにくいかもしれませんが』とイヤミったらしく前置きして何か言ってくるようになった。なんというか、さもしい」(30代)
【女性からの声】
続いて、女性のみなさんから寄せられた声を紹介します。
「以前、おばさんに絆創膏を貰ったことがある。何も言わずにくれればいいのに、『高い絆創膏だからね』と何回も言われた」(20代)
「否定から入る傾向があり、別に言わなくてもいいのに…と思うひと言が多い」(30代)
「本人は経験をふまえたアドバイスのつもりなのかもしれないが、余計なお世話のことが多い」(30代)
「お姑さんがそういう人です。みんな仲良くと言いながら、自分がいちばん嫌味・皮肉・悪口を無邪気に言っているので、非常に嫌悪感を感じいる」(30代)
「自分が他の人から言われたら不快に思うようなことを、おばさんは浅はかにもそんな配慮の気持ちすら全くもたず、ただ思ったことを考えなしにそのまま口にする」(30代)
そして女性から非常に多く寄せられたのが、このような意見。
「二言目には、『結婚してるの?』『子供は?』が付いてくるから」(30代)
「全く知らない人に子供がひとりしかいないことを色々言われたことがある。一人っ子は可哀想とか、もうひとり生めとか…」(40代)
結婚や子供の有無について聞かれたり言われたりすることが多いことが、男女の数字の差につながっているのかもしれません。
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■実際の「おばちゃん」世代はどう思ってる?
最後に、60代の女性たちからの声を紹介しましょう。
「私自身がおばちゃんで、つい余計な一言を言うことが多いので」
「私自身もおばちゃんおばあちゃんになってみて、ついつい余計なひと言を言って遠慮や慎み深さがなくなりつつあると感じることがある」
「自分がすでにおばちゃんだから、 同じ年代の人と話していて感じる」
「ついこないだ、最近引っ越してきたご近所のお兄ちゃんに、日中雨戸閉めっぱなしが多いので『どうして開けないの?』と余計なことを尋ねてしまった…」
「人生経験を重ねているので、特に赤ちゃんを連れた方にはつい声をかけたくなってしまう自分がいる」
このように、自覚している人が少なくないようです。実際、60代以上の女性で「おばさん(おばちゃん)には、余計な一言を言う人が多いと思う」と回答したのは56.6%と過半数。
わかっていてもやめられない。それが実際のところなのかもしれません。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年7月24日~2015年7月27日
対象:全国の成人男女計1345名