【60代は66.8%】「今日は期間限定メニューを…」と思うもいつも同じメニューを頼む日本人
■ラーメン屋の券売機前にて
ここは行きつけのラーメン屋。券売機前で今日食べるメニューを選ぶあなた。
いつも頼むのは「特製つけ麺(中盛)」880円。いつものようにボタンを押そうとした所、ふと、目に入ったのは期間限定の「辛うまつけ麺(期間限定)」910円。
いつも同じメニューは飽きるもの。たまには違うメニューを…と思って「辛うまつけ麺」の近くまで手を伸ばすも、結局選んだのは「特製つけ麺(中盛)880円」でした。
少しだけ冒険心が沸いたものの、最後は何度も何度も食べたことのある「いつものメニュー」を選んでしまったのです。
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■結局いつも同じメニューを頼んでしまう日本人
実は、こうした行動を取る人は少なくありません。本サイトが実施した以下のアンケート調査をご覧ください。
【男女1345名】いつも行く飲食店で「今日はいつもと違うのを頼もう」と思っても、注文時には結局同じメニューを頼んでしまうことがある?
「いつもと同じメニュー」を選んでしまう人は過半数。多くの人が一瞬新たなメニューにチャレンジするも、最後は「いつもの」を頼んでしまったのです。
この調査、年代別の結果を見ると50代が特に多いことがわかります。
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■券売機前「慣性の法則」を超えるために
なぜ「今日は違うメニューを!」と思っても同じメニューを頼んでしまうのでしょうか。回答者に理由を聞いたところ、もっとも多かったのは「失敗したくないから」というもの。
たしかに、食べたことのないメニューを頼んで注文後に後悔するよりは、いつものメニューを頼んで、予想通りの味を、予想通りの満足感で食べ終えるほうがよいのかもしれません。
最高の結果はなくとも最悪の事態は避けられる。年齢を重ねるに従ってそんなリスク回避的行動を取るのは、ある意味当然かもしれません。
とは言え、いつもとは違ったメニューを頼む冒険もしてみたいもの。そんな時は、友人と一緒に飲食店に足を運んだときに、彼らに注文を任せてしまうのがよいかもしれません。
自分がこれから食べるものを完全に他人任せにすることでいつもの安定を崩す。そんな方法を取らない限り、いつまでも新たな味には出会えないのかもしれません。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年7月24日~2015年7月27日
対象:全国20代~60代 男女1345名