健康的に「太る」方法を徹底解説! 太る食生活・習慣から逆に考える痩せる方法

2015/08/05 07:00


Diet concept

©iStock.com/AtnoYdur

「痩せたい!」と常にダイエットに取り組む人が多いなか、「太れないのが悩み…」という、ダイエッターにとっては羨ましい悩みを持つ人もいるものです。

そこで今回は、健康的に太るための食生活や運動について紹介します! そして、そこから考えられる“太りにくい習慣”というものを解説してきましょう



■太るための基本:「消費エネルギー」<「摂取エネルギー」

この「消費<摂取」の習慣が続けば、必ず太るものです。

ただ、太れない人&太りにくい人というのは、実際にたくさん食べているつもりでも他の人と比べるとそれほど量が多くなかったり、脂っこいものやこってり系が苦手で、さっぱりした低カロリーメニューを選びがちです。

さらには、胃腸が弱い傾向にもあるように思えます。食べたものを効率よく吸収するためには胃腸が丈夫であることも大事なので、普段から冷たいものを控える、暴飲暴食しない、ストレスを溜めないなど、胃腸の調子を整えることが大切です。

対して太っている人の場合は、脂っこいもの、そしてスイーツも大好物であることが多いので、これらを控え、「消費エネルギー」>「摂取エネルギー」を習慣化しましょう。


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■太るための食事とは?

●夕食の量を増やす

ダイエットしたいのであれば、夕食を減らすことが重要であり効果的です。よって、太りたいのであればその反対で、夕食の割合を多くするとよいでしょう

特に遅い時間帯になればなるほど「ビーマルワン」という脂肪を溜め込む働きをするたんぱく質の一種が増えるため、遅い時間帯に夕食を摂ると太りやすいといえます。

ただし、太りたいからといって夜中にやみくもにたくさん食べてしまうと、翌朝に胃もたれを起こしてしまい、丸一日食欲がない…という悪影響を及ぼす恐れもあるので、食べ過ぎるのではなく、少しずつ夕食の量を増やすようにしてみましょう。

●「痩せる食べ順」の逆で食べる

痩せるためには、以下の食べ順がポイントとなります。

【野菜→(あれば酢の物)→汁物→おかず(肉や魚)→主食(米、麺類、パンなど)】

よって、太りたい場合は、この逆の順番を意識するとよいでしょう。そうすることで血糖値が上がりやすくなり、その際に分泌されるインスリンによって脂肪を溜め込みやすくします。

この食べ順が実践できない「丼物」「パスタ」「カレーライス」などはダイエット中の食事として控えたいものですが、太りたい場合はこういったメニューを取り入れるのもよいでしょう。

●炭水化物と脂肪を多くとる

炭水化物(糖質)と脂肪(脂質)は、体脂肪の材料となるものです。よって、太るためには炭水化物と脂肪を積極的に摂ることが必要となります。

主食となる「お米」「パン類」「麺類」を多く摂り、肉や魚なら脂身の多いもの、調理方法はカロリーダウンに効果的な「蒸す」「焼く」「茹でる」ではなく、カロリーが増す「炒める」「揚げる」などが太りやすくなります

ただし、脂質の過剰摂取は健康リスクを高めることにもなるので、食べ過ぎには注意しましょう。


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■太るための運動とは?

動かなければ太ると思うかもしれませんが、運動せずに食べているだけでは内臓脂肪ばかりが増えて不健康になりますし、体を動かさないと食欲もあまりわかないものです。

筋肉は脂肪より重量があるので、運動をして筋肉をつければ必然的に体重も重くなり、健康的になります

そこで、運動を行う際は大きな筋肉を鍛えるとよいでしょう。例えば、太ももの筋肉であればスクワット胸や背中であれば腕立て伏せや懸垂などがオススメです。

以上が、太りやすい食生活&運動になります。太りたい人は今回の内容を習慣化し、逆に痩せたい人はこの逆を習慣化してみて下さいね!

(文/ダイエットエキスパート・和田清香

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